一つ銀河を買った
安かった
お値打ちだよと町の骨董屋が言った
どのへんのですかと尋ねたら
古いのだからずっと遠くのらしいねと答えた
持って帰って
包みをほどいて中を覗くと
赤い惑星に
 ....
 
 
僕らの日々は
いつも少し淋しいから
食べたり
話したり
触ったりする
電車が止まる
それがあなただったと
後日人から聞いて
初めて知った
 
 
  深夜のマクドナルドで
  僕はつい、
  百語めでつまづいてしまう
  別れとかこの先とか
  そんなテンプレートの途中
  僕はつい
  踵返して逃げようとしてる
  おまえは ....
コーヒーがcoffeeでもなく珈琲で
カフェがcafeでもなく喫茶店で
レトロなものがハイカラだった頃

右肩上がりの時代はもう終わってしまったのか
無気力を必死に押し留めようとしながらも
 ....
夜中の2時に携帯に
メールが届く
その後眠れなくなる。
注意すべきか迷う。

私を苦しめる。
次の日は眠い
友達がランチ
奢ってくれた

重き荷を背負って
行くが如し
焦るべか ....
小刻みにゆれる帽子の主は
彼は
彼も詩をかいているに違いない
(だってまるでわたしみたいなのだもの)
そんな気がして
(不躾であります)少し覗いてみたのです
彼のメガネごしに
しかし ....
鳴海さんのおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀河を買う- 道草次郎自由詩1420-11-12
日々の- たもつ自由詩211-6-17
僕はつい- 草野春心自由詩3*11-6-9
昭和のかほり- れもん自由詩8*11-6-6
フーガとトッカータ- ペポパン ...自由詩2*11-6-4
喫茶店にて- c自由詩3*11-6-2

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