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夜の蒼い錯綜を
独り孤絶し歩いていく
どす黒い血に染まった
裏切り者の屍の群れを踏みつけていく道か
総て無条件に抱き締める
真紅透明な血に貫かれた赦しの道か
いずれにせよ、
....
海が
光の海が
広がる狭まる
明るみ眩んで
暗まり遠退き
揺らぎ揺らいで
静まる感覚
奥まる意識
秘かな降臨
気づきの一瞬
凝視の息切れ
いつもの ....
冷え切った指で太陽の熱を辿る
熱風が光と青の充満を掻き回している
柔らかな白肌は汗に滲んで
季節の変遷は雨上がりの翌日告知され
喘ぐ女に病苦を覆い被せる
爆発し続ける太陽は宇宙の透明を発 ....
引いては寄せる
寄せては引く
死んでは生きる
生きては死ぬ
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産まれて生きて
事象を体験し
引いては寄せる
寄せては引く
響いては消える
消えては響く
繋がり切れる ....
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