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止まれない らしいよ
僕らが乗っている回転装置
呼吸のたびに
くるくる
気付かれないくらいの速度で
くるくる
回ってるんだって
木馬はもういない
回る勢いで駆けていったから ....
6月の快晴に出会って
やあ久しぶり なんて手を挙げたりして
からからに乾こうとしてる街を
隙間を見つけながら走り抜けたりする
名前も知らない鳥が
真似できないような声を出してる
それに ....
お気に入りの本を
また読み終えた頃
窓の外が明るかったので
誘われて出掛けた
見慣れた景色の中で
繰り返している僕は
深く染まった緑の道に
違う景色を探している
繰り返 ....
寝室の窓を開けて
目の前の林の
緑色の香りを
一番に吸い込む
休日の朝の夢は
のんきな天気に溶けていった
笑えるものだったと思う
今ここにあるこんな普通を
今ここだけのものとし ....
曇り空だった
白い灯台は
空に混ざっていた
5月も終わりだというのに
南の端は寒かった
電線に海鳥がゆれる
風がびゅうっと 鳴った
こんな景色に
あなたを連れてこなくてよかった ....
雨に煙る国道は
遠く空との境が曖昧で
その上を僕等は はぐれないように
線を引きながら
雨に迷うのはここでもあなたで
いつのまにか迷っているのは僕だったりして
ここまで迷ってしまうのは ....
からころと音のする
そんな欠片が散らばっていて
拾い上げると色とりどり
思い思いに光を反射している
広い砂浜
両手を広げても足りない
誰もいない静けさは
ただ波音を響かせる
....
ベッドの中の暗闇で
心音を聞いていた
果てのない連続だと
考えが浮かんでは消えた
かちゃり
どこかで開いた音がする
流れてくる朝の匂いを
あくびのついでに吸い込む
ざわざわ ....
ひらひらと
白い羽根が飛んでいた
どこから放れて
どこへ行くんだろう
緑一面の麦畑と
鉄塔に挟まれた空を
ゆれてゆれて飛んでいく
蝶々なのかもしれない
遠く遠く遠く
離れてい ....
もこもこわたあめさんの霜天さんおすすめリスト
(39)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
回転装置
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霜天
自由詩
2
04-7-16
6月の快晴
-
霜天
自由詩
7
04-6-17
散歩している
-
霜天
自由詩
5
04-6-6
ありふれている
-
霜天
自由詩
7
04-5-31
南の端の灯台から
-
霜天
自由詩
4
04-5-30
雨の国道
-
霜天
自由詩
8
04-5-24
からころ
-
霜天
自由詩
21
04-5-20
開いた朝に
-
霜天
自由詩
3
04-5-10
羽根
-
霜天
自由詩
8
04-5-9
1
2
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