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そのまま刻み止まない針の風に 日常を丸まった鉛筆の芯の様に
洗濯する度に味を噛みしめる空 インディコのリアルを

年輪から咲く今の自分を鏡を観て通す

針はクリスタルを指し 日常を溶きほぐす ....
今日はこのフレームを手に入れたので
このフレームの中で展開を期待しようと思う

秋惜しむ

ホルモンの悪戯に付き合って月が仲裁入ってくる
認知症を恐れて食べたものを思い出す訓練をし ....
鳴き声が障る

テレビの音量が障る

夕方 食事の準備をするか 外の洗濯物を取り込むか
どちらを先に行うか迷う容量空きのない思考が 障る
SDなんて持っていない 機械なんて障れない ....
戯れが過ぎたのか
名月が遠い 待てない心臓が加速始め

この訪れの麗らかさを

深呼吸トクトク鼓動にはもって上体を反らして

螺旋の儚い軌道を静止飛んでいる

ひたひたの心に ....
いつの間にか齢が乗で増すかのように
蜘蛛の巣に向かって
痛い女を額に付けて前進ならぬ重い漸進に
哲学を日用品に出来ない冷汗で自身をクールダウン

させて
   いる

どの角度から見て ....
口がぱっくり開いていては 無様極まりない 故
嫉妬と憧憬を繰り返し腹式呼吸に整えてゆく 否
めない惚れ

火の打ち所のない情熱 つまらぬ炎の揺れ
非が天へ掻き消されて 冷静霊的にのみ或

 ....
痰に執着が絡んで上手く吐き出せない

過去に想いを馳せて 石橋を叩いて 渡らない

 どの様な姿が陽に当たって影は無念だったのか
 それとも地平線まで心は太平であったのか
 おぼろげな足取 ....
星の頃 無敵だった

 目じりの奥に思い出が溢れだす 年月の齢

星を紡いで若葉が全てだった

 畏れを知り現実の棘さえ快感に覚え ふと止まる

   四季の世継ぎの儀四季

   ....
頭皮が何か云っている
お疲れ様 そろそろ本格的に休めよ〜

頭痛の前兆のような頭皮痛

マッサージでほぐして
頭皮の美容液という名の育毛剤をシュッシュッ

ああ痛い痛い

そろそろ ....
物質の贈り物 物に罪はない



センスの悪さを隠せない包装の隙間

から

得体の心得ない損得もしない



もみあげくらいの重さの不愉快さが耳にかかる

 気持ちだ ....
三日前のビニール袋に入ったままの新聞
チラシくらいは見たかった

 日々 育児に追われている
 はい 喜んで追われている

トイレにハイハイでついてくる
ドアを少し開けていないいないばあ ....
帰宅すると妻がキレていた
子供が泣いている 上手にお座りしながら

帰りが遅いとキレていた
仕方のない理由 会議とラインしたが既読スルーだった
育児中のストレスを二人で割っているつもりだけれ ....
淀んでいる
流せない過去で出来上がった今を懐かしさが気味悪く
吠えている

静かに 泣き方を知らない喫煙席の隅で
水っぽい香水ぷんぷんさせて
むせている

心を無視して向き合って半分だ ....
途上の果てに途上が永遠に続く程

過程こそ命だったりするのかもしれない

結果の全てを錆びれた勲章のように刹那の時代に留め

天へ行く虫の息を深呼吸の懐の泉 澄む結びに憧憬の界

今を ....
詩学園は人工惑星にあった
右手に夜で
左手に光があった

脳と繋がれず魂のみで生きていた
詩学園に属していた僕たちは仲良しの友だった

詩薀蓄の授業は必須科目だったから仕方のない潰し時間 ....
オイラおっさん猫2003年生まれだからおっさん猫

同年にあかねちゃんに拾われたから毛食住セレブ猫

時が流れておっさん猫 でもかわいい健在の猫パン チ

最近は赤ちゃんがオイラを ....
短い時間 さささのさ
書きたくなるの 

子共のことも
オッサンねこも
季節のお知らせや
ぐちぐちだって
悪玉菌の回答だって

ネタいっぱいで書きほうばって ひとりでに
そよぐアタ ....
とんとんとんとん
すり鉢で

ぐるぐるぐるぐる
潰して

がしがしがしがし
裏ごしまでする

 上手にごっくん出来るように
 私はこの愛情を楽しんでいる
 
 食事と愛情

 ....
空は曇ったり晴れたりしている

けれど

心はその奥は

透明で彩って染まって 穏やかに陽だまりが続いている

この世界で小さく大きく

囁いたり 叫んだり

時の流れは愛その ....
百合の蕾 ペリカンの嘴にしか見えなかった
百合の姿は馨りだけで 十分 部屋の壁を越えて漂ってくる
魔性の女にも見える 謝罪は本質を見抜いた時にする

今は葬儀で頂いた貴女を花瓶に挿すくらい ....
普く再び出会えることを 光栄に想う 空を見上げ
陽だまりの隅に主人公だらけの透明の雪の空気の生き物の気配

季語を埋め尽くし 散りばめ 
躊躇いのない誉 四季うとうと静かに弾んで 胸を掴む
 ....
華が喋り出しそうで
まだ聴き慣れていない 違和感と魔訶過不思議

曼珠沙華が現れる 斜め左上の目先に
そんな時期を迎える 耳に凛とぶら下がる涼しげな季

岸に立ち臨み映える意気込みもほどほ ....
消えたデータは消えたかったから消えたのさ
晒すものではなかったらしい 小癪だがな

二度目を脈打つと まったくの別人

アンタ誰なのさ まぁよかろう

 アタシはドライ詩が書きたかったの ....
何となくというセリフなんか吐くな
きちんと表現したまえ

されど私は優しいからそれを吐息と
あえて描いてきたんだろうと思う

書き込んで書き込んで
描き回るあなたの専攻のない ....
天井を見ている
小さな丸い大きな目を開けて
右手は暗号を司る 特徴のある握り拳
海ぶどうのハーモニカのような 足の指
口は ホーホーと開いている

天井を見ている
見渡せる限り 見ている ....
ヒッヒッフー
ヒッヒッフー
ママが呼吸法の練習をしている
ボクがスルンッ産まれるように

一緒に頑張ろうねといつも届けてくれる 優しい声

あの子がまた膀胱を頭突きする
おかげでトイレ ....
嬉しい嬉しいと動き回って 一時逆子になった君
この前2100グラム 少し大きめと

きっと愛情過多ね 今から親馬鹿ね 

嬉しい嬉しいと動き回って そんなに嬉しいの?
同じくらい嬉しいよ
 ....
膝 様様。

私の日に日に重くなる体重を支えて頂き感謝申し上げます
妊婦が一番感謝しているのは 膝 様様です

よっこらせが呼吸なのです
それでも努力は怠っていませんよ 

毎日きちん ....
線路沿いの黄色が日に日に

仲間を呼んで

背伸びをうんとして

集まって

つげる どうにも麗しい春

まるで園児たちの黄色の帽子のよう

元気だけを呼び覚ます

どうし ....
祈りや想いが届かないなんて

思ったことなど

一度も

ない

 天然の生粋の心に鎧はない
 されど 裸で 晒す 無能もない
 武器を時に操るマジシャン如く
 智慧と悪知恵の二 ....
イナエさんの朝焼彩茜色さんおすすめリスト(39)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
良質ノイズ- 朝焼彩茜 ...自由詩6*16-6-26
今日のフレーム- 朝焼彩茜 ...自由詩10+15-11-1
障る- 朝焼彩茜 ...自由詩18*15-9-28
小さな秋の戯れに- 朝焼彩茜 ...自由詩17*15-9-3
齢と弱さ- 朝焼彩茜 ...自由詩14*15-8-10
心酔- 朝焼彩茜 ...自由詩16*15-7-13
右腕と左腕の狭間に- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-6-11
四季の世継ぎの儀四季- 朝焼彩茜 ...自由詩9*15-5-19
頭皮の忠告- 朝焼彩茜 ...自由詩10+*15-5-16
モノ贈り主- 朝焼彩茜 ...自由詩8*15-5-13
もうすぐ赤ちゃんを卒業する- 朝焼彩茜 ...自由詩16*15-4-17
イクメンには届かない- 朝焼彩茜 ...自由詩23*15-3-17
疲労直視- 朝焼彩茜 ...自由詩7*15-3-16
過程の空- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-3-13
詩学園の頃- 朝焼彩茜 ...自由詩11*15-2-19
毛食住おっさん猫- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-2-17
さささのさ- 朝焼彩茜 ...自由詩15*15-2-4
食事と愛情- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-12-18
陽だまりを仰ぐ- 朝焼彩茜 ...自由詩8*14-11-27
沈黙の百合- 朝焼彩茜 ...自由詩16*14-10-16
霜降- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-10-15
妖しい華- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-9-18
晒詩- 朝焼彩茜 ...自由詩16*14-9-9
湿度詩- 朝焼彩茜 ...自由詩21*14-8-24
天井とお空- 朝焼彩茜 ...自由詩19*14-6-24
37週目- 朝焼彩茜 ...自由詩16*14-5-23
母性本能- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-4-25
膝_様様。- 朝焼彩茜 ...自由詩21+*14-3-12
春の子供- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-3-10
祈りや想いの片目瞑り- 朝焼彩茜 ...自由詩12*14-2-5

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