あおいろの夜をむかえて鏡面のようなねむりの狭間で出会う
いしだとか、やさしさだとか、なにもかも総称してる冬のキッチン
らいしゅうの予定をきいて書き留める宇宙船から手紙が届く
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When the world is mine...
火曜日は街の背中の見える丘でアルマゲドンをひとり待つ予定
タンポポを折った帰りは電柱を倒すべきという義務の問題
相対性理論 ....
秋の野に草冠をそっと載せ誰もたたえぬここは萩国
五芒星わたくしの摘む紫の桔梗を君は星だと教え
撫子はまわるまわるよ幼子の見つめる先でかざぐるま
日が経てばすすきの紅い穂もはじけシャン ....