久しぶりに三人で手を繋ぐ
いつもより寒い冬
汗をかいた小さな掌は
どことなく妻に似ていた
歳を聞けば指で
三本や五本を出していたのに
今では両手の指すべてを使わなければならない ....
罪をあがなおうとは言わない
空は青い。
青くなくてもいい。
来る途中に蟻を踏みつぶした朝だ
地に埋まった男は
逆さの姿勢で固まっている
そのまま足を伸ばし続けて
彼は、いつしか
木、と呼ばれるようになった。
愛さんのおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
初詣
-
たもつ
自由詩
52
06-1-2
サンデイ
-
フユナ
携帯写真+ ...
13*
04-8-12
男
-
※
携帯写真+ ...
9
04-7-16