足下に何かごつごつごろごろした硬いものが転がって
きていて、何だろうと思って拾って見てみると、それ
は一個の思想だった。そいつは手のなかでいきなりよ
くわからないことを喚き出したので、びっくりし ....
OVER THE HILLS AND FAR AWAY。



●「なんていうの●名前?」●「なんで言わなあかんねん」●「べつに●ほんとの名前でなくってもいいんだけど」●「エイジ」●「ふううん ....
命の外側で雪は軽やかに息をしながら降っている
どこからともなく、螺子を巻かれたわけでもなく、
静かに乾き、ひとつの可能性のために降り積んでいくかのように

しらんだ冬の
おっとりとした、
 ....
休日の子供が
鳥の群れのように
冬の午後の光を切っている

大人はいつか風だったように
涙を溜めて
ベンチに座りながら雲を眺めている

人だったことを忘れて
人ではなくなろうとしなが ....
二〇二二年十月一日 「ネモ船長の最後の冒険」


 海外SF傑作選『異邦からの眺め』6作目は、ヨゼフ・ネスヴァドバの「ネモ船長の最後の冒険」太陽系を破壊しに来た異星人たちをやっつけに地球から ....
○「一日」
人生は一日一日の積み重ね
一度しかない
いつまで持つかわからない命を
どう使っていくかに尽きる
怠けて過ごすのも一日
目標を決めてチャレンジするのも一日
不平不満を言いながら ....
役付けの先約、ふしだらな川に流す
彼方の名前を心臓に射す 

儚くも あんたは! あんたは!

今! 一歩 
足跡はすでに過去を示唆する
今! 未来を焦がれる囲いに縋ってそれで

過 ....
二〇二二年九月一日 「フィリップ・ホセ・ファーマー」


 ぼくの大好きなフィリップ・ホセ・ファーマーの本が Amazon のネット古書店で、1円とか2円で売っている。なかには数千円のものもある ....
あなたはきっと
狂気に走り
そして凶行に及ぶだろう


(悲劇の裏返った(靴音
(軽快なステップが 下り階段に響きわたる
(血に染まった 「喜劇」のステップが


たとえば
目を ....
九か月ぶりに雪が降っている

川べりを進むローカル単線が静かに無人駅に着くと

若い女の車掌が降り立ち

楚々と積雪を測っていた

短い靴で柔らかく雪面を探りながら歩く様子が

ま ....
二〇二二年八月一日 「海東セラさん」


あしたは高木精神科医院に行く日だ。

 ワールズ・ベスト1965『時のはざま』5作目は、ウィリアム・F・テンプルの「時のはざま」ゴッホのいる時代にタ ....
道を踏み外すには
道の上を歩かなきゃならない
そもそも道の上を
歩いているのかもわからない
気が付いたら道草を食う人でした
目的地まで真っ直ぐ歩くことの出来ない
Born to Be方向音 ....
2022年11月21日(月) 自由律俳句


振り替え休日のけさ、雨は打ち冷えて

雨のなか妻は可燃ゴミ出しに行くありがとう

トーストやっと平らげて妻と遊ぶ

シャワー浴びて濡れた ....
二〇二二年七月一日 「バスカヴィル家の宇宙犬」


 海外SF傑作選『クレージー・ユーモア』5作目は、ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスンの「バスカヴィル家の宇宙犬」地球人の真似をする ....
○「真面目で寂しいシルバーの再婚話」

「俺今度再婚することになったんだよ」
「そりゃいいね、二度目の春だね」
「相手はどんな人よ?」
「北国の人で年下なんだよ」
「どういう縁だよ」
「 ....
我々が用意したペーパーを
棒読みすればいいだけなのに

よりによって
このタイミングで


役人たちを驚かせたのは

死刑執行が
12月に行われることが多いからだ

ここでな ....
○「秋日和」
このところ秋日和が
続いていて気持ちがいい
しかし秋日和が長く続くと
秋日和が当たり前みたいになってきて
有り難みが薄れてくる
健康も平和もそうかもしれない

○「田舎の ....
二〇二二年五月一日 「スノウ・クラッシュ」


 持ってたけど、学校の図書館に寄贈したSF小説2冊をヤフオクで入札した。いまのところ、ぼくが最高金額入札者。

 ぼくを超える入札があったので ....
  永遠なんてなかった
   わたしのなかでだれかがいった


   朝を愛するひと
  止血できない夜明けの影
  星をみつけたことがある
  とてもしずかな
   星をみつけたこと ....
雲や水や花ではなく
なんでもない洗濯物の影が
手もとでゆれるのを
じっと見ていた
この季節は
すべてが美しく
時間が過ぎることに
なぜか
得体のしれない焦燥にかられる
公園からは
 ....
その片隅に、細い繊維のような体躯を持つ蜘蛛が生活している。
工員たちの声と、構内拡声器の音が氾濫し、
その音から染み出した、口臭のようなものを巣に運んだり、
ときおり構内を眺めに巣から出てくる。 ....
死者の霊が
家族を訪ねてくるという

秋の終わりの
ハロウィン祭り

死者の魂に
気づかれないようにと

子供たちは
悪魔や魔女やお化けに仮装する

そんな仮装で
ごまかした ....
柔らかくて湿り気のある赤ん坊の肌状の空間が薄いグレー。
空の成分について考える。

感覚と距離を体に叩き込む。
意味とかなんて全然わかんなくていい。
俯瞰する自分自身のイメージを何回もシ ....
○「独り言」
今年もあと二月になってしまつた!
誠に歳月人を待たずだ

○「認知症」
名前が出てこない
昨日出てきた名前が
もう出てこない
認知症がかなり進んでいるようだ

○「偽 ....
夜の田んぼは湿気た匂い
刈り取られた稲穂から
また柔らかな葉は伸び
もう実はつけない
水にめだかは見えない
でも蟹なら隠れられる用水路に
柵はなく、落ちて命をなくさないでね
「夜にも天気 ....
二〇二二年四月一日 「ホークスビル収容所」


 SF傑作選『ホークスビル収容所』を、ヤフオクで、送料込みで760円で落札。これで、しばらく本を買うのをやめるつもりだ。けれど、1冊、別のシリーズ ....
必要という2文字がつくと
悪は善に化けるのか

最近
やたらと目につく
お粗末字幕

悪は悪以外の
何ものでもない事を
忘れてしまうと

こんな風になるよと
言わんばかりの
 ....
曇天の風景は何かをあせるでもなく、適当な湿度を保ち、
空と同化している
ところどころ、カナシミやせつなさが滞留し、
やさしい風を待っているようでもある

朝方の雨でアスファルトは濡れている
 ....
缶けりをしたくても
缶が拾えなくなるくらい
公園はきれいになりました

危険な遊具は
取り除かれて
芝生だけが残りました

ゴミ箱は見当たらず
吸い殻一つ見つからず

スリルは
 ....
二〇二二年三月一日 「伊藤芳博さん」


 伊藤芳博さんから、散文集『考えたこと 1993~2022』を送っていただいた。お齢が近いせいか、共感するところがいくつもありました。 https:// ....
アラガイsさんのおすすめリスト(5302)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
思想- 岡部淳太 ...自由詩323-1-26
HOUSES_OF_HOLY。- 田中宏輔自由詩11*23-1-23
美しく雪が降る- 山人自由詩9*23-1-21
デパート- yatuka自由詩623-1-9
詩の日めくり_二〇二二年十月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*22-12-12
独り言12.7- ホカチャ ...自由詩1*22-12-7
shape- あらい自由詩122-12-5
詩の日めくり_二〇二二年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩9*22-12-5
JOKER(悪夢の星より)- 本田憲嵩自由詩322-12-4
初雪- 山人自由詩9*22-12-3
詩の日めくり_二〇二二年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*22-11-28
ワイルドサイドを歩こうとする- ちぇりこ ...自由詩6*22-11-26
自由律俳句_2022.11.21(月)_- 田中恭平 ...俳句322-11-21
詩の日めくり_二〇二二年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-11-21
独り言11.16- ホカチャ ...自由詩1*22-11-16
死刑のハンコで首になる- st自由詩322-11-15
独り言11.10- ホカチャ ...自由詩1*22-11-10
詩の日めくり_二〇二二年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩10*22-11-7
冬の詩人- 丘 光平自由詩1022-11-6
秋へ- 室町自由詩8*22-11-1
工場- 山人自由詩7*22-11-1
ハロウィンの惨劇- st自由詩322-11-1
絶望していろバーカ_3分バージョン- モマリサ ...自由詩322-10-31
独り言10.31- ホカチャ ...自由詩1*22-10-31
夜空にある何かに- 宏子自由詩3*22-10-31
詩の日めくり_二〇二二年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩11*22-10-31
お粗末字幕- st自由詩322-10-30
曇天- 山人自由詩6*22-10-29
世代交代(公園にて)- TwoRivers自由詩11*22-10-24
詩の日めくり_二〇二二年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*22-10-24

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