恋の終わりは
キリバナ
キリバナ
死んでいるのか
いないのか
ガラスコップの
一輪挿しが
あっけらかんと
咲くように
私は
あなたを失って
冷たい夏を咲いている
も ....
ゆするくんが席をゆずった
ゆずる君が席をゆすった
ゆするくんが席をゆすられた
ゆずる君が席をゆすり受けた
ゆするくんがゆずる君を揺する
その順番をゆずる君 ....
あなたの手からこぼれた花を
得意げにくわえて微笑む
蜜を吸ってすっかり浄化して
光に透かした硝子の造花。
久しぶりであることを
今日は食べた ほんの少しの阿波踊りには
口の苦みを残した 牡蠣の中にはじけた
考えてみれば 生牡蠣としての
牡蠣だった この意味としての
牡蠣だなんて 下北沢に ....
水面は乱反射して
様々な絵を描く
現れては消え
現れては消え
複雑な世界が
泡沫であることを
教えてくれる
僕は光の悪戯で
ここにいるのかと思う
そう
次の瞬間には ....
ミルクチョコレートファンタグレープアルフォートチョコフレーク
チョコボール生茶プリングルズコアラのマーチ辛ラーメン爽健美茶
ビスコチョコベビーカントリーマアムカップスターエブリバーガー
キリンレ ....
最低限の荷物を持って
小さく礼をした
君の待つ家は遠く
僕は足踏みをして距離を計る
後どれだけ
どれだけ君を待てば良い
仰ぎ見れない空を懐かしみ ....
君は帰ってきた
ここがどんなところであれ
君が帰ってきた
そこで何があったにせよ
君と帰ってきた
いまは街灯のない畦道を
君に帰ってきた
いずれ向かえるために
むかしの話をひとつします。
スーツを着て朝早くに出社し、夜遅くまで仕事をしていたころの話。
当時のおれはクルマで通勤していて、会社帰りの運転中に日付が変わる事もめずらしくなかった。
....
その一行が消息を絶って、もう十年が経とうとしている。
彼らはシルクロードのオアシスの街で忽然とその姿を消した。一行を率いていたのは、私のかつての仕事仲間で、彼は日頃からいつ消えてもおかしくない雰 ....
(罧原堤)さんのおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キリバナ
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umineko
自由詩
13*
10-8-22
【文字における】_ゆするくんとゆずる君_【リズム感】
-
ヨルノテ ...
自由詩
3*
10-8-22
flower.
-
れもん
自由詩
3*
10-8-22
牡蠣を食しに
-
番田
自由詩
1
10-8-22
光の悪戯
-
うずら豆
自由詩
4
10-8-22
ネグレクト
-
紀ノ川つ ...
自由詩
3+*
10-8-22
キスを、
-
ala
自由詩
3*
10-8-21
共帰還
-
くろねこ
自由詩
1
10-8-21
サウナとヤンキーにいちゃん
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MOJO
散文(批評 ...
2*
05-11-3
西域に消える
-
MOJO
散文(批評 ...
6+*
05-10-20