抹消され
ては、
現れ 現れ
ては、
抹消され

異様な謎 謎の異様
死を前にして
終止符打つこと無く
絶えず律動し続け

 階段を昇る
 宙空に浮き
 枯れ草散らばる
  ....
ウクライナはもう終わったんですか?
今はパレスチナですか?
ウクライナはもう終わったんですか?
あの怒りやら涙やら全部
今はパレスチナのものですか?
ウクライナはもう終わったんですか?
も ....
実は、わたし、芸能人なんか好きにならんと言っといて、

こっそり、田中みな実さんの写真集持ってますぅ~~

いやはやお恥ずかし。

ブックオフで見つけて、かわりに旦那様に買ってきてもらいま ....
秋風は蛙の詩(うた)を繰り返し 冷蔵庫が音もなく
坂道を転がっていく
薬屋の坊やがその様子を見て
花の名前を口ずさむと
雲ひとつない青空は
木々の亡骸を歌う
むかし此処いらに
小さな書店があったことなど
思い ....
雨あがり
月がでる
とはかぎらない
虫がなく
ともかぎらない

+++

雨あがり
とはいえ
夜だし
仕事はしない
機嫌よく
雨上がり
暗闇に
空気が透明
水の匂い
耳をすます

+++

田舎道
水たまり
機嫌よく
出来ることは
何もなく
 犬といる午後
 肉がざわめく
 灰いろのひろがり

 この部屋で
 許しがあったことはなく
 交わす偽り
 弾ける肉声
 どこからが贖いなのか
 どちらが生なのか
 知る迷いはな ....
もう一度だけ
手紙を渡す機会があるなら

ひかりあれ、と書くだろう

そんな資格も
余裕もないけど
だからこそ
とは言えないか

闇あるところに光が
なんていう噂ではないか

 ....
三ヶ月で200枚の絵を描く仕事、素人だがうっかり引き受けてしまう
馴染みのない画材は不安
初めの3枚は手探りで慎重に描いたがとても見られない
しばらくは早く適当に描いて上手く見える絵を描く感覚を ....
ダウン症児の息子をどっこいしょ、と
支援学校のバスに乗せてから
家に戻り、テレビを点ける

連続テレビ小説『舞いあがれ!』で
ナガサクヒロミが娘を想う名演に
涙ぐみ・・妻に言う

「こ ....
いつだったかは 覚えてないが
おとうさんは花束を俺にくれた
そのなかの一輪 土に挿してそだてた

おとうさんきらいじゃし進学して家出る
「一人暮らし、大丈夫か」
イヤホンしたまま自室ににげ ....
起床時間を間違える
トーストも焦がしてしまった
通勤路を間違える
いつも通っている道なのに
タイムカードを押し間違え
朝礼中にコーヒーをこぼす
当然のことながら
仕事でも間違いばかり
 ....
今やっている仕事の中で

自分にしか出来ないことに

自分ならではの使命感を持って

取り組んでいく

そこに自ずと

やりがいや

心からの喜びも

生まれてくるだろう
今まで「アベ」と吐き捨てるように
呼び捨ててののしっていた連中も
今日ばかりは「安倍さん」になり
あらゆる暴力は許せないと嘆く
言葉の暴力の使い手達が
いっせいにその刃をしまい
自分は始め ....
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味が開き
繋ぐ意味に花が咲く
そんなひたむきな息継ぎを
ただただ静かに晒している

(目眩くよ ....
平日がやってくる

少し傷ついて
少しなぐさめて
そのうち
何も気付かなく
そのうち
何も感じなく
やがて
何も呪わず
やがて
何も祝わず

平日がやってくる
まだ飛んでいる
すぐにどこかへ
着陸すると思ったが
気まぐれな風にあおられ
思いのほか高く
遠く
街の奥には森があり
森を越えれば海がある
ふらふらと
心もとない放物線
巷で流れる ....
一歩一歩踏みしめ
登っていく階段の無限
日は照りつけ身体は重く
おまけに心は白昼夢の最中

繰り返される映像がまとわりつく
繰り返される音像が離れない
刻まれる変則的なビート
鳴り響く ....
ひとりで
生きること
絶望が胸板を刺し
聴こえるのは
闇の中の静かなつぶやきごえ
だれ?
どこで
生きてるの?


パソコンに向かう深夜
気づくと
黎明
ひとりを ....
歩いてきた道を憎むな
歩いてゆく道を憎むな




道に物を捨てるな
道に物を落とすな


再び戻って拾える保証など無いのだから


 ....
薄日の街道を歩いて行く
太陽は見えない
ずっとずっと歩いて行く
薄日の白んだ街道を

堆積した時がまた一時解き放たれる
鳴り響くサイレンのなかで
哀しく蒼白に
踊る子どもたちは
ガラ ....
知り合いでマルチ商法に騙されて損する奴が続出してる


でもそれが悪いとは思わない


みんなだって、スーパーでまとめて買ったら安いものをコンビニで買って損してる


社会人だって、 ....
権力者に視えないものはなんなのかな
些細な日常の窓から外を見たら良いのかもしれないが
そんな窓さえないのであれば城砦のなかで

国民的不本意を愁う歌でも詠んで自決してくれれば
三島由紀夫ぐら ....
朝、起きる前の布団の足下に 
ダウン症児の息子が入ってきて
妻がぱちりと、写真をとる 

頭上の壁には
ミレーの「晩鐘」
(一日の労働を終えた夫婦の祈り)

窓から朝日をそそがれて
 ....
あおく
すみわたっていく
ひかりのだいち
わたしはとどまる
ここがすみか

季節は巡り
春が来て
土中に蠢く命たち
光を求め
飛翔する

あおく
すみわたっていく
ひかりの ....
思想的骨格なんてないんだ
生活の輪郭は薄葉のように
透けて見えているさ

命の混迷はシナプスの独語にすぎない
教育は幸せの基礎を教えてくれる

ルール。道徳。
大好きな理科。

ち ....
透明にゆらぐ火炎の秋
あなたは雲り空の斎場で
ひとり密やかに焼かれた
紺色の重力を振り解き
垂直に あるいは
灰白の螺旋を描いて
懐かしい星の郷へ昇る
秋のフラグメント達
けれど残され ....
その大きな屋敷にわたしの兄姉はいた
少しだけ血が繋がっていたので
わたしは右手で彼らは左手と思うことにした
左手を使う時彼らを思い出した
出されたデザートの皿は欠けていた

兄はとても器用 ....
白い
大理石のフロアタイルを
敷き詰めたキッチンに

見たことも無い
巨大なサンマの開きが

横たわっている

旬は過ぎているけど
気にしないで

夢だから

頭だけでも軽 ....
木葉 揺さんのおすすめリスト(1400)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
石の階段- ひだかた ...自由詩13*24-2-10
ウクライナはもう終わったんですか?- 紀ノ川つ ...自由詩10*23-12-24
田中みな実さんの写真集買ったことあります- ルルカ  ...自由詩5*23-10-4
望郷の念- 足立らど ...俳句4*23-10-4
風景の終わりに- たもつ自由詩1123-9-10
夜に雨があがった_2- 日朗歩野自由詩5*23-6-7
夜に雨があがった- 日朗歩野自由詩6*23-6-7
犬の前で- soft_machine自由詩623-1-29
ひかりの手紙- やまうち ...自由詩122-12-17
上達とは何だろう- 秋田の米 ...散文(批評 ...222-12-13
将来の夢- 服部 剛自由詩522-12-2
枯れた花ひとつ- エキノコ ...自由詩522-10-7
間違える人- やまうち ...自由詩2*22-10-5
仕事は楽しい- ひろのふ自由詩122-7-10
シンゾウ・アベが死んだ日- 紀ノ川つ ...自由詩222-7-8
永遠- ひだかた ...自由詩7*22-7-5
平日- やまうち ...自由詩322-6-9
わたしの飛行機- やまうち ...自由詩222-5-13
無限階段- ひだかた ...自由詩522-3-21
春を抱きたいんだよ- 秋葉竹自由詩122-3-20
ワンダーフォーゲル- TAT自由詩822-3-19
ロシア- ひだかた ...自由詩1022-2-28
_- フッカー ...自由詩222-2-26
あなたへ- マークア ...自由詩822-2-25
冬の朝- 服部 剛自由詩822-2-22
Stay- ひだかた ...自由詩8*22-2-12
シナプスのうた- マークア ...自由詩1222-2-11
挽歌- 壮佑自由詩8*22-2-10
軋む- ふるる自由詩822-2-8
生臭い初夢- まいこプ ...自由詩422-1-2

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