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夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ....
たんねんに こさえた ゆきうさぎ

あなたが ふりむいてくださらないから

きょうも 赤い目の ゆきうさぎ
ことし
蒸し風呂には冷たそうな
淡水魚の夏
交じりあう水は予想外でも想定外でもなく
伝う虎落笛
冬は必ずやってくる
/
たくさんの別れがあり
哀しみを思う))される余韻が苛立つ「 ....
若松城を後にし
飯森山を迂回して
白虎隊古戦場跡を右手に
猪苗代湖畔に至る

湖畔北側の翁島手前の高台に
天鏡閣が現れる。
李白の句「明湖落天鏡」から
天鏡閣

天鏡閣脇 雑木 ....
毎晩毎晩願いを架け
愛を交わす
一度だけの出会い。
命を交わす。

今日も雨
寂しい思いをする。
生きがいを持つ
傷ついた心を癒す。

好きですか?
愛していますか?
ホットポ ....
子犬の小太郎を
弟が散歩に連れて行き
人を噛ませてしまった。

それ以来弟は噛ませた事は
なかった。
小さい弟には屈辱的だった。

輪ゴムのパチンコで
弟の目を失明させて
しまった ....
オレは
うまい詩を書くより
うまいごはんが食べられれば
それでいい


オレは
詩に対する対する向上心より
人間性に対する向上心を持つことが出来れば
それでいい
本当のかなしみを知るひとは
かなしみのあり様をあれこれと邪推せず
涙で濡れた手のひらにあたたかな眼差しを重ねてくれる



本当のかなしみを知るひとは
ひとの過ちをあれこれと論ったりせず ....
 
 
卵に言葉を教えた
教えた言葉を
卵はすべて覚えたけれど
口がなかったので
話をすることはなかった
雲が形を変えながら
夏の空に消えていく
わたしが生まれてから
何度も見たそ ....
モリーさんの自由詩おすすめリスト(159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
dissimilation.- 吉田ぐん ...自由詩4911-1-6
ゆきうさぎ- 殿上 童自由詩21*11-1-4
汽水域- アラガイ ...自由詩7*10-12-26
猪苗代湖畔- ……とあ ...自由詩9*10-11-17
夢を運ぶコウノトリ- ペポパン ...自由詩3*10-11-13
故意か過失か- ペポパン ...自由詩6*10-11-3
芸術紙上主義- 寒雪自由詩510-11-1
本当のかなしみを知るひと- 恋月 ぴ ...自由詩42+*10-7-26
夏の雲- たもつ自由詩22+*10-5-12

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