すべてのおすすめ
地上へと繋がるエレベーターに
パステルカラーの女の子
うふふ
こんにちは
抱いている子ども
腕から飛び出しそうに笑って
照れて
くりんくりんって頭を回す
いししー
あっ 笑ったぁ
....
Wednesday
規則正しく星が灯る
首都高では夜が始まる
助手席 たばこをふかす父親
知らない光景をあげる
教えてもらった光景たちには
かないそうにないけれど
シュマリナイ湖のキャン ....
午前4時
ほの白く ほの青い 四角い窓から
まちの寝息が
明かりの粒子が 舞い込んでくる
街灯は 夏の虫を誘って
ゆれるように強く
黒い瞳に ひとつずつ
真珠を入れて
まばたきもせ ....
夕刻よ もっと光をください
冬の息づかいが とても つめたい
雲のミルフィーユ レースの裾に
遠い日のさくらのような
幻想の海が広がっている
雲の山 空の海ね
幼い頬のかけらが 溶かさ ....
夜明け前 ぼくらの宇宙(そら)では
屋根ではじけた流星が うるおいの濃紺に飛び散るんだ
プレアデスの向こう 溢れ出てくる流星を
君の瞳に刺しゅうして
対になった星の光が ちかちか燃えるのを見て ....
誰もいない
誰もいない
病室 間接照明 真夜中の廊下 スリッポンの平たい音
刻まれるあなたの心音
怖くない
怖くない
携帯には父親からの祈りが届いて
振り幅が広くなると 私は息を吐いて
....
あなたはいつも少しかなしい
春の肌の女の子 薄桃色の乳首のように
きれい
「あなたはいつも少しかなしい」
ハッカのにおい
耳たぶをふるわせた「かなしい」を思い出して
まるくなる
私は ....
呼んでる
わたしは はんぶんだけの さいぼうだけれど
くらくて とくんとうごく かべのへや
まってる
淋しいと 引っ込むみたい
雨が浸みると 歩くのいやいやって するみたい
満ち潮
....
平日のストレンジャーは 知ったかぶりでを街を読む
河岸を撫で上げて 風は
わかい緑のたちこめる
捕まって あおられて 木漏れ日の空を仰ぐ
油断だらけの表皮に 羽は
微動の小虫 無数の交差 半 ....
もうすぐ船が発ちます
朝までには雨の都に着きます
深い夜にさしかかる船室で
二分の一の足取りの 旅の者は寝床に誘われ
誰も彼ものまぶたが重く まどろんだ呼吸が漂っています
共犯者のあなた ....
昼下がり
あなたが汗を降らせて
春の風
ひよどりが笑う
日が出ているのに くらやみ祭り?
そう
日を見送ったまち
どぉぉん…
真っ白い麻のシャツ 灼けている手の甲
見つめても ....
部屋の明かりを閉じると
雪のシャワーが見える
毎日見下ろす家々の存在が
ゆるやかに散りゆくのを追っている
濃紺に不透明水彩をのせた
薄桃と薄紫
小さな明かりの秘やかなおしゃべり
シャワー ....
からだにはいつも火の精が住んでいて
受け入れる場所で炎を上げる
紅をさしたような君の唇からは
水の精がそっと頬を濡らす
「知っていますか、
とってもやわらかいんだ。」
強く抱かれ ....
100円の森であなたを捜す
あなたは私の5cm上で
森と遊ぶ
母さん
私は5歳です
あなたを見つけられなくて
今にも泣き出しそうなんです
今は大人の身体に居るから
平気なふりで立っ ....
あまねさんのたちばなまことさんおすすめリスト
(74)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
color’s
-
たちばな ...
自由詩
7*
07-12-1
Wednesday(In_the_Milky_Way_of_ ...
-
たちばな ...
自由詩
17*
07-11-22
午前4時・真珠
-
たちばな ...
自由詩
19*
07-6-27
afterglow
-
たちばな ...
自由詩
15*
06-11-19
流星を刺しゅうして
-
たちばな ...
自由詩
9*
06-10-29
Birthday
-
たちばな ...
自由詩
7*
06-7-31
あなたはいつも少しかなしい
-
たちばな ...
自由詩
16*
06-5-2
満ち潮
-
たちばな ...
自由詩
7*
05-9-20
緑のヌード
-
たちばな ...
自由詩
4*
05-5-22
約束
-
たちばな ...
自由詩
4
05-5-15
くらやみ祭り
-
たちばな ...
自由詩
2
05-5-11
美笛峠
-
たちばな ...
自由詩
2
05-4-2
想うからだ
-
たちばな ...
自由詩
7
05-1-4
母は100円の森で
-
たちばな ...
自由詩
16*
04-11-25
1
2
3
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する