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いつもそこにいる
あたしのこころとおんなじだ
あたしのこころはいつも
あたしのそばにいてくれている
東郷公園よこの坂道
そこをすっとくだってしまうのは
いつも惜 ....
部屋ごねん
ごねん
まるごねんの日は金曜日
ろくねんめの朝
立春のつぎの日
ありがとう
窓辺のみどりたち
ふくらむ鳥たち
空と木々のあわい
月光や ....
りっしゅんの朝
写メがおくられてきた
調べの知らせだ
肌さむい風のさきがまあるくなって
水っぽさふくよかにふくんでた
ひかりのなかに
ピンクやオレンジ雑じるのが
....
空などもののたとえであった
ただ一点創源こそが
彼ら<十人に一人>が得た智慧であるのにちがいなかった
再逮捕されずにいるひとも含めれば
薬物に二度と手を出さずにおれるのは< ....
おじさんの葬式にいった
もう何年も無沙汰していたおじさんが死んだのだった
ぼくは棋士にはならなかった
おじさんはずっと独身だった
泣けてきた
幸せとはなんだろう
ぼくが決めることではな ....
ねおきのうつろな鼻ごえは
のびやかな甘えたなこえだった
ベランダの空が切り取られていた
空綺麗
部屋がしずけさと懐かしさで冷えていた
ベランダぎわの植物たちがわら ....
橋をあるく
瑠璃いろの底は
すこし黄ばんで透明な水いろ
ぼくらは影絵かも知れない
なんの影で
だれが見る絵なのだろう
橋をあるく
ぼくらは瑠璃いろの影絵だ
....
君の向こう
朝のひかりは
ガスコンロ
その火の青さ
その火の青さ
しずかの海
あらゆる無機物も有機物も
独自の発火点や燃焼点を持っている
太陽の温度 ....
よく泣いていた
眠るまえ泣き
屁理屈に抱かれて眠った
それを繰り返していた
そうしているうちに
かなしみと添い寝できるようになっていた
泣こうとしたらいくらでも ....
町の明かりに
じぶんを問いかけている
やくざが入れ墨に
じぶんを問いかけるみたいに
ぼくの遺伝子がONになる
海を聴いている
茶色いレーズンを吸っている
....
むかしもいまもそうだ
の・ようなもの
家族ゲーム
メイン・テーマ
それから
そろばんずく
・・・・
黒い家
・・・・・
椿三十郎
・・・・・ ....
あさいちのJRに乗っている
コートの大人たちでふつうに混んでいる
ぼくは中二の秋くらいの気持ちになっていた
電車のなかにいると引きこもってしまうのだ
みんなが立派そうに見える
みんなが上 ....
くちびると舌でつよく吸った
おまえからの写メを見つめてる
あかい地球につながってゆく
漂ってあかい地球に浮かんでる
かるく閉じたおまえの目
くちびるが
ちいさな ....
いろいろ伝えたいのに
この言葉しか書けない
それが悲しくて泣いた
十一月の凛とした
午前のひかり、風、匂いのない匂い
カーテン越しでさえ
きみの部屋を充たしている
カーペンターズが流れている
ノンビブラート
体温を超えることの ....
ぼくは力をかき集めた
あんなことを我慢した
あんな日々を暮らした
あんなつらい思いをして
もう少し様子を見る勇気
そんな勇気をかき集めた
そんな勇気を思い出した
....
大学のころ
ニュージーランドにひとり旅をした
レンタカーに寝泊まりし
ほんとテキトーに島を巡った
ときどき安宿にはいりシャワーを浴びた
クジラを見つめているとかいう
....
こんなにもいとしい生き物が
かつて宇宙にいたのだろうか
ゴッホは弟をさがしていた
テオはこんな顔をしていた
きっとこんな顔をしていた
にまいめの写メにはおまえが写って ....
おまえは正しい
人間として正しい
最愛がほかにいることを
そいつにきちんと話したのだから
きっといまの苦しみは昇華される
これが業なら今回のことで消滅する
だから気 ....
空丸ゆらぎさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(49)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
東郷公園よこの坂道
-
吉岡ペペ ...
自由詩
9
11-2-6
部屋ごねん
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
11-2-5
りっしゅんの朝
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
11-2-4
創源
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
11-2-3
夏の思い出
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
11-1-10
空綺麗
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
11-1-2
橋をあるく
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
10-12-26
しずかの海
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
10-12-12
よく泣いていた
-
吉岡ペペ ...
自由詩
8
10-12-5
遺伝子たちの宴
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
10-12-5
ときめきに死す
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
10-11-30
中二の秋
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
10-11-29
あかい地球
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6+*
10-11-22
ごめんね
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
10-11-9
十一月のカーペンターズ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
9
10-11-7
封印すれば
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
10-10-19
氷河のながれ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
10-10-16
にまいめの写メ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
10-10-15
約束
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
10-10-3
1
2
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