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葛城山の一言主神は
悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言
言い離(はな)つ
葛城山の一言主は
若建(わかたける)※1の
悪事(まがごと)一つ糾せなかった。
葛城のウカラ ....
使い切れないほどの金はどこへ消えたのか
使い切れないほどの人間はどこに消えたのか
抱えきれないほどの食べ物はどこに消えたのか
ウンザリするくらいの笑顔はどこに消えたのか
この国には ....
生まれたときから
屈託のある顔をした君は
赤ん坊のくせに徹底していて
怒り出すと
……いやっ
興奮し出すと
顔が赤黒くなるまで興奮して
泣いているのか怒っているのか
とんと僕には分から ....
(なぜ僕は泣いているんだろ)
バケツやホウキを見て
なぜ僕は泣いているんだろう
全力疾走 雪だるま
寒さにおわれる雪だるま
冬が終わるその前に
どこかの誰か ....
真っ昼間
駿河台から坂下りて
神田で飲んだその後で
鯛焼き片手にぶら歩き
仕事も無い
家族もない
まして、恋人もなければ
金も無い
おまけに今日も
予定が無い
だから酒 ....
冬の畑の渦巻き模様
雪原に融雪剤の渦巻き模様
美瑛三月の雪原の丘
たった十日の早い雪融けへ
スノーモビルによる散布
美瑛の美しい起伏は
パッチワークの丘
四月柔らかな陽光の中
....
内から歩いた昌平橋は
橋の欄干鉄骨造
頑固に昭和を語っているが
通る者皆急ぎ足
君に会いたい訳でなく
季節外れの花粉症
マスクの中から見る川面
鯉が悠々縄張り確認
外から歩いた ....
ラーメン屋の湯気の中で
二人で未来を語っていた時から
おまえは何時(いつ)も ずれた視線をしていた。
駿河台の坂を上って行く途中
ヒラヒラと雪が降り始め
俺には寒かったが
おまえは ....
痩せて行く月を眺めながら
君はにこやかな笑みを魅せ
二人っきりの時間はそんなに無いはずなのに
黒猫は二人の間を取り持つように
しっぽを足に絡み付け媚を売り
君はそれににこやかな顔で応 ....
高梁サトルさんの……とある蛙さんおすすめリスト
(69)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
一言主
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……とあ ...
自由詩
5*
10-3-2
堕落論
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……とあ ...
自由詩
11*
10-2-27
娘へ_−だめ親父の伝言−
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……とあ ...
自由詩
16*
10-2-24
雪だるま
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……とあ ...
自由詩
11*
10-2-21
ぶらり一人歩き
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……とあ ...
自由詩
11*
10-2-18
美瑛の春
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……とあ ...
自由詩
9*
10-2-15
昌平橋ーちょっとした逢い引きー
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……とあ ...
自由詩
9*
10-2-14
名残雪
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……とあ ...
自由詩
13*
10-2-8
魔法
-
……とあ ...
自由詩
19+*
10-2-4
1
2
3
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