足に合わない靴を
無理して履いた

似合うよ

勧められた時から
サイズが違うことを
気づいていたのに

ひとつ
笑顔を返したから

いくつも
その靴が増えていく

嘘の ....
母に似てきたと言われることに
違和感はないけど否定的ではある
母はどうおもっているのか
聞いたことがないからわからない

父を知る人がいない場所で
育ったから似てるかどうか問われたことは無 ....
マンションの上の階から落ちてくる別れの歌に擦りむく心

紫陽花の色に負けない薔薇の花新種生まれて華やかになる

児童等の笛の音色が漏れてくる故郷の歌口笛で吹く

降り積もる雪を見つめて白く ....
平坦な道をとぼとぼ歩いていくことが
いつしか当たり前になっていて
地図にない道を通ろうとすることを
鼻で笑うことが多くなった

冗談を言うつもりはさらさらない
仮にそうであったとしても
 ....
ふうわりと
舞っていく質量は
たんぽぽよりも薄く軽く

飛んでいけ わたくしをつつんでいたものよ
たとえこのジャケットの
一平米あたり幾千幾万と詰められていたとしても
朝の光をひとりで ....
今日もこの街はなんにもかわりはしないね
たいくつだね
イチョウがきれいな色をしてる
もう冬だね

くだらないことを考えていても一日はあっというま
くだらないことを考えなくても、あっというま ....
子供達が非常に嬉しそうなクリスマス
恋人たちが非常に楽しそうなクリスマス
彼らの喜ぶ顔が見たいから
私は今日も七面鳥を殺して返り血を浴びる
拭っても拭っても血の匂いが取れないんです
奥さん  ....
家には小さな植物がある
毎日水をあげている
たまにワインをあげている
ふるふると喜んでくれるからだ

でも
ある日
アル中になってしまった
ワインをあげないと
ブルブルかわいそうに震 ....
愛しているよと囁いて
愛していないと言われたの
不思議な気分になったけど
同じ夜には泣けないわ

尖った月に照らされた
私の気持ちは隠された

待っていたのとつぶやいて
あいたくない ....
夕切りさんのおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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あまのじゃく- 中原 那 ...自由詩17+*09-12-3
羽毛- 伊織自由詩409-12-3
息をしてる- 森未自由詩5*09-12-3
クリスマスの日- セガール ...自由詩509-12-3
大切な大切な- 一華自由詩1+09-12-1
愛さない同士- 朧月自由詩509-12-1

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