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空の高い高い高い高いところから
落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて
ようやくたどり着いた地に触れた瞬間
消える
*
空の高い高い高 ....
枯れ木が立っている
その凛とした立ち姿に
僕はしばらく見惚れる
花なんて
飾りなのかもしれない
ああ
きみはどうしてこの世界に来たのですか と
機関士が言ったので
そうだな、僕は
なにひとつ持ってこられなかった と こたえた
砂漠の砂は日々減ってゆき
海はすぐそこ ....
元気だよ
と言う君の声が
淋しそうだったから
僕は電車に乗っている
元気だったら
それはそれで
元気な君と
楽しく遊ぼう
今
コーヒー飲む?
の「?」の時にする君の顔
ち ....
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