すべてのおすすめ
湯呑みというのは 
自らの役を心得て 
いつ出番が来てもいいように 
迷いの無い姿で 
すっとそこに、立っている。  
日曜日の仕事はいい
電車が空いているから

日曜日の仕事はいい
拘束時間が短いから

日曜日の仕事はいい
みんな休んでる時働けるから

日曜日の仕事はいい
暇だと孤独にあえがなくて ....
空は何も知らない
僕に砂漠はオレンジ 
オレンジとしての林檎の 曲に 
太陽としての aikoを聴いていた
aikoとしての休みの
日を 曲に耳にしていた 

憂鬱な囚人としての休み ....
きこえるかい





描いた日々は拙くて
語ったことばは儚くて
揺らいだ瞳はどこまでも脆くて


指でなぞる唇の赤さ




きみを愛していたんだ




 ....
好きな花束ねて 花束作ろう
好きな花束ねて あの子に贈ろう
迷いの白と気負いの赤を
一緒に束ねて あの子に贈ろう

波に打たれて もう涙も流せぬ
そんな人の 心を暖める花束
大切な誰かに ....
無辺際の空
金属が滑空する
滑らかな肌は
雲の白さに嫉妬する

見るものすべて
聞くものすべて
触れられぬあなたの
裸体を想起させる

悲しいことなど
嬉しいことなど
すべて綯 ....
お日様が低くなったので
日差しが深く差し込んで
光が木々を櫛いてゆくのか
木々が光を櫛いているのか
銀杏並木はお醤油少し
垂らして焼いた卵色
お砂糖いれて
よくかき混ぜて
くしゃくしゃふんわり炒り卵色
きみがくれた情熱

誰のために使うというの

季節はずれの純情

冬の風に吹かれているよ

何度も誓ってみた

ひとりきりのふりしてた

してみたけれども

いつかまた別れ ....
風が笛を吹いて
こっちにやってくるよ
子どもたちを
さらいにやってくるよ
どこに連れていくつもりさ

風が太鼓を鳴らして
こっちに向かってくるよ
こどもたちの帽子を
さらいにやってく ....
最近では人の姿もめっきり少なくなった

街角の公園


細い木立の合間

ブランコが木枯らしに揺れる


寝そべり始めた太陽が

砂の上にいくつも影を落とす

錆付いた ....
かばんには レニーブルーズの自伝と

上座仏教の指南書とくしゃくしゃのプリント類が入っている

2冊はだいぶ違う本どうしだが どちらも好きだ


でもレニーのほうが好きだ


 ....
わたし
肩まで伸ばした
この髪を切ります
誰にも
あなたにも
知られず
たったひとり
この世から
証拠を消し去るために
みじかく



のりこ
ヒキコモリ
だからです

大気の中に遠く響く
かすかなたいこの音

よりも
何層にも重なり
ふい と入ってくる声の響きが
鮮やかで。

耳を澄ませてしまうのです

想うと
 ....
私達はいつだって独りで。

けれどどんな時でも、一人で在った事なんて一度もなくて。




気が付けば隣に、前に、

時には後ろに、誰かが立っていて。



 ....
二人の思い出が
ぼやけていく

握った手が
離れた速度で

君からの手紙は
まだ引き出しの中

揺れる日溜まり
あの日の歌を口ずさむ

望んでも戻らない
手紙を読み直すことは ....
目をさまし、またUターンする枕元まで

人が居ない時間帯、ベランダから見える薄青の寒さがいい

体の一部と自分とが、2秒くらい離れてきた

記憶荷物積みあがった出鱈目な歴史の部屋。鉛筆、使 ....
あぁ
こんな所にも汚れが

なんて微笑みながら君は僕の掌を一生懸命に拭いている

僕が他の女の子を抱いた日大抵君はこういう風になるね

僕はそんな君をボンヤリと眺めて
まだ大 ....
私たちは結構、頻繁に死ぬ


制服という名の戦闘服を着て

学校という名の無機質な箱の中で

学校という名のやわらかな戦場の中で

みんなお揃いの表情を貼り付けて


私たちは ....
意外と骨ばった肩に触れたとき、

全身の細胞が心臓にあつまって
核の中が真っ赤に染まった



今までだって
素敵な人は沢山いたけど、
後ろ姿がきれいなあなたは特別みたい

だっ ....
やさしく育った飴玉は
きみの笑顔に似てました
薄ぼんやりのはっかの味に
はらりはらりと花が舞う

いつも支えてくれたその先に
きみの言葉がありました
これでわたしは生きていける
そんな ....
一歩ってなかなか踏み出せない
だからこそ重大
わたしの人格すら変えるかも

いつかは踏み出したい
大人への一歩
いつまでも子供じゃいられない
窓をあけたら、

なにもなく。



星の音がしていた。
なつかしい
とつぶやくと
ふいに遠くなって
いとおしくなる

今ここにあるものなのに
今ともにあるひとなのに

あなたの手
あなたの腕
あなたの胸

どんなにか遠い

今こ ....
愛してるの響きだけで
強くなれる気がしたのは
気のせいでした。

ちょっとスピッツ聞きすぎてました。
必要以上に。


恋心を音楽に乗せて、なんてふつう。
それよりも、誰もつけないよ ....
君の素肌に触れた日は
忘れもしない
 君が十九の秋でした。

僕の心は君だけを
思い焦がれて
千々となり
集めて鈍く燃えたのです。

誰にも言わず
誰にも知れず
躊躇する手を最初 ....
人生はゲームだ

このステージに産まれた瞬間に

ゲームはスタートする

プレイヤーは自分自身を操作して

攻略を開始する

プレイヤーによってエンディグはバラバラ

けして同 ....
まことしやかに伝わる嘘を
信じてただただ突き進んでた
貴方の背中を私は見てた
貴方の涙は見えなかったわ

私は貴方を失って
ぽつねんと一人立ちすくんでた
叫んでは獣に気づかれ ....
冷たくなってきた風に漂って
きみは何処を向いているのですか


田んぼの脇に咲くススキ
あでやかな花に囲まれて
色づく葉っぱに包まれて
それでも自らの身体を染めることはなく


華 ....
*
*
*


空の高い高い高い高いところから
落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて

ようやくたどり着いた地に触れた瞬間


消える


*


空の高い高い高 ....
枯れ木が立っている
その凛とした立ち姿に
僕はしばらく見惚れる

花なんて
飾りなのかもしれない
雨流れ。さんの自由詩おすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
湯呑み_- 服部 剛自由詩4*10-2-14
日曜日の仕事- 夕切り自由詩209-12-6
モナカ- 番田 自由詩109-11-29
ウツセミ- なるせ自由詩109-11-28
花束- 瀬崎 虎 ...自由詩4*09-11-26
Sky_/_Sound- 瀬崎 虎 ...自由詩709-11-24
銀杏並木の凪ぐ日には- 海里自由詩209-11-24
日和見かな- 吉岡ペペ ...自由詩509-11-20
- 乱太郎自由詩16*09-11-20
揺れるブランコ- 楽恵自由詩6*09-11-18
青空- 八男(は ...自由詩509-11-18
長い髪- 花形新次自由詩1*09-11-18
こんなに_しん_としているのは- ゆびのお ...自由詩209-11-13
ぬくもりを手に。- aokage自由詩9*09-11-13
喪失- ミツバチ自由詩5*09-11-13
フィクション- 猫のひた ...自由詩109-11-13
汚れ- 自由詩209-11-13
戦士の憂鬱- 空都自由詩3*09-11-12
染色体の中で- 空都自由詩5*09-11-12
きみがいてくれること- 山桜自由詩209-11-12
躊躇- cass自由詩209-11-12
無音- くうき自由詩2*09-11-9
ささや木の千里- 海里自由詩209-11-9
お父さんが邪魔してる。- にゃんし ...自由詩209-11-8
柔肌ー君が十九の秋ー- ……とあ ...自由詩6*09-11-8
人生ゲーム- こめ自由詩1509-11-8
或る女- 田園自由詩409-11-5
きみはほうき星の足跡- あ。自由詩27*09-11-4
- ミサイル ...自由詩409-2-27
凛と- ミサイル ...自由詩8+08-4-26

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