「僕たちは遠くの遠くの空の向こうへ行かなくてはならないのだと生まれる前から約束されていたのだけれど、」


(蠍は現実のなかから降りてきていました。
 機械鳥は最後に僕か君かを選ばなければなら ....
美しい歌声が嘘を残して海に散る。
そんな憧憬をすぐに蹴散らす僕の耳。

悲しみの表面には君の笑顔が映らないように、
僕の涙の成分はすべて君への憎しみで出来ていて、
もう空に昇るのは雨の支配し ....
泣きたくても泣けなかったあの日
こえもでずに
ひとりぼっち
とりのこされていた。

きみがいなくなってから、
なにかが、たりなくなりました。

ぼくの、いちばんまえにあったもの

 ....
此処までがわたしで
彼処からをあなたとすると
あなたは夢をみるだけ夢から離れると云うことになります
行進する群れの中から
あなたひとりだけが選ばれたと云うことなのでしょう
上へと還る ....
夢がまた落ちてゆきました
いつか僕たちはまぼろしの形をした記憶のなかに沈みます


君には誰も読んだことのない本を読んでほしい
うまれる星の話
海に咲いた永遠の話を
世界中の誰も ....
ねぇ、そのまま。
目を覚まさないで聞いて。

あたしたぶんきっと、
きみのことが、
だいすき。

いつも軽く言ってるけど
本当は無駄に動揺してる
気づいてないでしょ?

たぶんも ....
君は暮れ果てた記号の森ふかくで永遠と出逢うだろう


僕は知っている 泳ぐのを止めてしまった魚 そして地獄を
君は目を醒ますことなく星を抱いている 月光を 浴びながら


甘い偽 ....
なんにもするきになんない。
いましたいことといえば、
きみのめのまえで
おもいっきりないてやりたい。
いみもなく
(いやきみはそのいみをしっ
ているだろうが)
ごうきゅうするあたしを ....
透けたそこから見える
青い光が好きだ

くじ引きみたいな駆け引きよりも
青い光が好きだ

夕暮れとカレーのにおいよりも
青い光のが好きだ

キミはいつも青く光っている
だからボ ....
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