夜を走る電車
十五両編成の最後尾
ゆっくり居眠りしようと
乗り込んで席を確保した
はずだったのに
次の駅から
スノーボードと思しき
荷物を抱えて乗り込んできた
二十代前半の女性が
暫 ....
心根にある切実を

切実に灯るちいさな火を

リレーしながら

なにをかへとひとは継いでゆく

そのちいさな火

すべてが純潔だった

なにをかから見つめると

そのちいさ ....
観覧車にのって 赤い空を見つめながら

貴方が『すきだ』といってくれただけで

なぜだか無性に 泣きたくなった


ああ このまま地上につかなければ

ずっとずっと 幸せなのに
あさなぎさんのおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人畜無害- kauz ...自由詩16*10-1-16
火のリレー- 吉岡ペペ ...自由詩810-1-16
今日だけの- くろきた自由詩910-1-16

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