真冬 心臓を射ぬかれた
彼は舞台の上で輝いていた
視線が釘付けになる
必死で名前を検索し
ブログにつきあたる
それからは、毎日ブログに
アクセスし、
”ファンです”とコメント ....
(その悲劇は約ひと月前・・・
マイクの電地を交換しようと思い
なぜかマイクの頭をこじ開けた時、
配線をぶっちぎった事から始まったのであ〜る)
お年寄りのゲームの司会で
お ....
ほんとうは
そう前置きして話しはじめたい
ほんとうはそうじゃないんです
何がそうじゃないって
せせら笑って
煙草を咥えて
やっぱりほんとうのことなんて
持っていない
晴れた夜だ月もある ....
砂は運ばれてゆく
どの風にも乗って
寝続けるのはつらいと笑うきみの声は
瞬く間に白い壁に吸い込まれて
ああ 病院の白さはここにあった
と林檎の皮を剥くナイフが震えた
いつかの海は
ただしっかりと海岸を歩いて ....
私の眼には穴が空いている
見たものは
眼から入って胃に落ちる
桜が散ってから
咲いてたと気付き
雪が舞ってから
寒くなったと実感し
カラスの声も聞こえない ....
水のいのち−Soulを語って(宗教と関係ありませんから……と念のため)
この曲はもちろん作曲高田三郎、作詩高野喜久雄によるものです。1964年TBSの委嘱により作曲、初演は同年11月10日、山田 ....
君が食べた星の欠片をかき集め、
泣き出した彼女の海へと沈めることにしました。
そうすれば切り離した君の足がどこからか生えてくると、
君の指先が求めていた意味が教えてくれたのです。
刈り取っ ....
この腕に
守れるものなど少なくて
そのくせなにかを
守ってみたくて
だから
たとえば
波打ち際で
きれいな貝殻を
探してる
きみは
きれいな貝殻を
よろこぶだろうから ....