たまねぎを剥く事くらいに
泣くのは簡単だと言うクローゼ
とても静かに
自分の作った暗喩を慰めている



すり減ったローファーを履いて
路地裏でメントスを噛むクローゼ
クローゼのメン ....
ほら、
いともかんたんに
あなたは
左手のくすり指を

さしだして

わたしは
それを
いのち のように
噛んでいる

あなたは
まるで
あいしてる の延長
みたい

 ....
溶けた青色を見つけられないまま
虹は消えてしまった
ビルに反射された心音がふるえて
空も消えていく
取り残されたうろこ雲が溺れそうで
それだけはおんなじ、ね

身体を作り直そうと
くち ....
0. forget me not


  ない

ということは

  きえない

ということ  ね




1.

首筋には天使が住んでいて
風向きなど気にならな ....

ベッドにうつぶせになって
すうっと体がのびた
魚になった気分
黒い海を
すうーっと泳いでるような気がしてたけど本当は
まな板の上で
最後のお願いをする
まず頭を切りはなすために
 ....
船田 仰さんのおすすめリスト(66)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クローゼ- からふ自由詩1204-3-7
咀嚼- みい未詩・独白12*04-2-10
泳げないひと- からふ自由詩904-1-14
chika- れつら自由詩18*03-12-31
電気を消して- みい未詩・独白13*03-12-14

Home 戻る 最新へ
1 2 3