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君が望む通りの答えを全て用意してあげることがやさしさとは言わない
いくつもの選択肢を用意して答えを見つけてもらうことそれこそがやさしさ



例えば君は生まれてから一度もやさしさと出会ったこ ....
昼下がりの人気の少ない公園のテーブルで
ノートを広げ
考え込んでいる様子

まさか遺書でないでしょうね
まだまだ若そうな女性の人差し指が
あごを支えて止まっている

見知らぬ人だか ....
手持ち無沙汰に見上げれば夏のような雲の動きと

山すそは無残に切り開かれ
ひとの忌み嫌うものの一切合財を

そのはらわたに黙して受け入れているのか
それとも受け入れざるを得なかったのか
 ....
蟻んこだって生きてるもん








わいだって生きてるもん








人肌があったかい

寂しくもなります







外 ....
舟が一そう
ありました。
漁師が
寝ていました。

みかんを
食べました。
甘かったです。

弁当がありました。
タコウインナーを
食べました。
沢山の魚が獲れました。
いつも心はピュアに
いつも心は正しく
いつも心は透明に
いつも心は優しく

人の為に身を尽くし
心を尽くし、大切にする。
心が通じ合う。
心が一つになる。

冗談を言って
秘密を ....
笑う角には
福来たる
ストレスを
笑ってはね返す。

怒ってはいけない
顔が黒くなるから
泣いてはいけない
顔が白くなるから

心は傷つき
ズタズタ状態
顔で笑って
心で泣い ....
とうとうお亡くなりに。

ヤクセキコウなく

お亡くなりになりました。



薬石効なく

の意味を急いで調べた。




治療や薬の意味もなく
とゆう ....
じぶんが
やさしいのかつめたいのか
わからない

でも あたしは
ひと をののしる
ことばは もちあわせていない

なぜなら
それは
じぶんにもどってきて
けっきょく
じぶんを ....
優しさで、



黒ずんだキレイなキレイな
優しさでさあ


僕の心臓、さあ一思いに。







君にはできっこないよ、




君は優しさなんて ....
ほんとうは
レンジであたためなんてとんでもない
だーくな箱の中にとじこめて
ボタンを何回かピッピピッピ押して
なにかされるんです
ひきつって声も出ないたぶん食べものが狂い死んで
あたためら ....
あなたは多くの餓えだった
身長体重は言うまでもなく
学歴年収家族祖先話術 なにもかも優れ
アイドルチックな笑顔で私を魅せた


大きすぎても長すぎても またその逆でも
着なくなる服がある ....
ぎざぎざだ
尖がった角は ひっこまない
じぐざぐに歩くしかない気持ちになってくる

出会いがしらに
そっけない会話
電車のドアがあいて
目をあわせないで降りる

しあわせ
探してる ....
アイツが迎えに来るよ



もう随分と前に捨てちまった


あの手をふりほどいてやったはず




最近私を引き戻すために

記憶から今に飛んでくるの



お ....
先生がおっしゃることにはだとか


校長先生のお話だとかは



時間外勤務なんです。



徒歩15分の交通費すら出やしない。



今のご時世けちんぼ神様。
 ....
お母さんが

近所のスーパーマーケットで





福まめを買ってきた。




この家に鬼なんかいやしないのにね。




お母さんが恵方巻きを買ってきた。
 ....
きみがくれた情熱

誰のために使うというの

季節はずれの純情

冬の風に吹かれているよ

何度も誓ってみた

ひとりきりのふりしてた

してみたけれども

いつかまた別れ ....
がらんどうの団地から、
誰も知らない0丁目から、
ホップ、
ステップ、
ムコウガワ

夕日は真っ赤
フェンスの向こう
日の名残りは羽虫の痛み

花火は上がる
高架の向こう
鎮守 ....
さびしくはないか

雨を歩いている

鉄工所の匂いがする

イ短調から変ホ長調へ

その悲しみ転調させますか


切削油の

骨みたいな香り

金属加工の

歯医者み ....
小学三年までと二十代後半を東京で暮らした
いまも出張で月にいちどは東京にゆく
きょうは機械の立ち合いで東京だった
加工テストが順調だったので
そこの社長に言ってちょっと散歩に出る
狭い道に風 ....
駐車場をながめていた

どこからか猫のなき声が

マーフィを探すように

二人で目を動かしていた

俺は今どこにいるのか

愛人のマンションにいる

そんなこと聞いてない

 ....
ぶらりと定食屋に入った

カウンターのうえに並ぶおしながきを見ていて

カツ丼をもうながく食べていないことに思いあたる

学生のころ日に三杯は食べていたカツ丼

あれから二十年か・・・ ....
そう思い込ませているうちに、お前ソコは放っておいちゃダメだろ?

ってトコまで考えなくなってる。俺は考えるのが好きじゃない。

このままじゃイケナイなあ。

でもそんな事とはカンケー無 ....
 
わが家にも念願の街が出来た
これからは部屋の名前を
町名で呼ばなければならない

陽だまりヶ丘一丁目
そこに僕がいる
居間の窓際の辺りだ
二丁目から三丁目
キッチンが見える街まで ....
たくさんの間違えをした


消しゴムはないから
二重線で消して
新しい答えを脇に書く

ちょっと自信がないんだ
言い訳をしながら


そしてまた不安になる

二重線で ....
 真実に化粧をして
 嘘のしみを隠す
 わたし

 みえない虚像の「顔」をして
 日々を歩く
 わたし
 
 もう みえない「顔」に
 馴れてしまって
 虚像の世界を
 生き語る ....
ころんで転がってこげ茶色のパウダーでくるんで
ぱしってぱしられてあったかいポタージュ握りしめて
ゆれてゆれすぎてブランコを壊して

使い慣れたノートに一行だけ
本音らしい文字を何色で
 ....
音をたてて動く大きな乳母車に
立ったままみわたす子どもたちと
遠くまできこえる声をあわせて
寒空に日差しを感じたりする
まだ時間はありますかと
たちどまって気にしている
スーツ姿のおじ ....
集まってんのが世の中なんですよ

アンタは一体何者なんでしょうかねえ

はいすいませえん
バランスは大事。
だけど結局は自分の感覚を信じて行くしかないよね。

ボクは少し辛めのほうが好みだから、とりあえず香辛料などを加えてみたくなる。
自分の好みのバランスってやつだ。

も ....
くゆらさんの自由詩おすすめリスト(35)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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善意- ペポパン ...自由詩4*11-5-6
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レンジ電子_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩8*10-8-11
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一緒にかえろう- 朧月自由詩410-4-2
過去の襲来- サワメ自由詩310-3-10
時間外勤務- サワメ自由詩210-3-2
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解答用紙- 零椅自由詩309-3-13
『虚像の顔』- あおい満 ...自由詩4*09-3-12
セピア2- ひとあめ自由詩609-3-2
おと- ひとあめ自由詩309-2-27
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スヤスヤ- BOOKEND自由詩3*09-2-10

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