近頃の夜は白つぽく濁つてゐる
電車の高架上から外を見ると
それは寧ろ何時にも増して黒黒と深いやうで
やつぱり一枚の平面なのであるが
そこには一つのまたのつぺりとした
只赤い太陽の笑いがはりつ ....
ほがらかに歌う
春
ではないけれど
やわらかい
そのような、
声
やさしい人
やさしい
易しい笑顔 と
きらめく
すこやかな、
絶望
人を花にた ....
lyzeさんのおすすめリスト
(2)
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むにやむにや
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昧
自由詩
2*
08-1-10
花の人
-
簑田伶子
自由詩
10*
05-9-18