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アナタハ ダレデスカ

身寄りも帰る場所もなく来る日も河川敷を掘じくる佐久間少年ですか
地球の汚染大気に蝕まれ余命いくばくもないメイツ星人ですか
ふたりきり
河川敷の工場跡で
下水道に住む ....
               今、今、今、今、今、今、 今、今、今、



  1つ目
    は
    い
    つ もの電車

                     車能 ....
いくつもの読点で、あなたを区切って
体内へと運ぶ


元のカタチを、思いだすこともできないくらいに
細切れに、咀嚼していく
小指の爪から、過日の砂が落ちて
潮の匂いがした


 ....
もつ煮込み屋で
黒ホッピーと
さんまを食べる

このはらわたをねえ
日本酒で食べたらおいしいんだよね
それだったら、日本酒、たのめばいいじゃないですか
そうだねえ
そうなんだけどねえ
 ....
封印するも
解くも
操れるほどの孤独
寂しさを嘆いたところで
在りもしない
作れもしない
空想は空想でしかない

生まれゆく不安を片手に
失いし愛情を追いながら
焦りを切り刻む残酷 ....
空が青いから
僕は屋根を焼く
焦げて崩れたその隙間から
青かった空を覗く
思うほど息苦しくもない午後
崩れた屋根は既に屋根ではなく
いつまでも煙を空へと飛ばし続ける

僕は灰空を見るの ....
花を摘むけれど
花を名付けない
意味疲れの携帯天使
名はまだ無い摘まれた心と
酸い黒蜜

牛の魂「なぜ心が歪むの?」

依願する無垢だった
工夫で撒く種ゴミとなり
種無くて歪曲それ ....
      1

夥しいひかりを散りばめた空が、
みずみずしく、墜落する光景をなぞりながら、
わたしは、雛鳥のような足裏に刻まれた、
震える心臓の記憶を、柩のなかから眺めている。

(越 ....
  「虫はお椀の底からは飛ばないよ
     淵まで這い上がってそこから飛ぶのさ」

下戸下戸鳴いて
ホットウーロンばかりすすっている
冷え切った座敷
を無重力状態で漂っている俺
は畳の ....
自爆テロも利権がらみの戦争もそれぞれの正義

死んだ後の世界なんかねえんだぜ
そう思えばみんなイーブンだろう
他にもっとやることあるだろうバカめ

と日本人の僕が書いて

 ....
わたしは、この震える指先のなかを流れる満たされない血液の重さを推し量っていた。わずかに眼の中に残る記憶を辿り、心房が包む夜空に対峙して、透明な糸で繋がる星を撫ぜて、痛みを発する疼きの場所を見つけて .... 大きな扉のような窓に頑丈な格子があり、青い大男と黄色い小人が棲んでいる、青い大男は冒険者の物語を愛し、常に快楽を渇望している、黄色い小人は世界と神の歴史の真実を語り、常に高邁な書物に埋れている、その部 .... 藤棚に 乱れなく降る薄紫の
花を透かして鳴る音が
シャランシャランと聞こえるようです
風など吹いてもいないのに
感じる心は 無風幻想

鈴蘭の 花びら内に鈴つけて
鳴らせて見たい情景に
 ....
HTNYSHRさんの自由詩おすすめリスト(43)
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