さっき
セックスをしながら
メールをうってて
いきそうに
なったときに
「イク」

送信
して
しまった
ことが
ある人とは


ひらいて
話しを
しても
いー ....
HELPLESS

これがいちばん

すきな言葉と

君は砂場に

英字なぞった
あの、
アルビノの
冬の御空の
アルコホルは
暗き手椀に
満ちて香ります

また、
鉄による
シロツメクサの
賛美歌は
キリキリ宙に
足を揃えます

また、
蒼褪めた
 ....
昼間の明るさを好まないあなたと
夜の道を歩く


寒いねと差し出す珈琲の缶より
つなぐ指からあなたの温もり


あなたはグレーのマフラーがよく似合う
そうやって顔をうずめて
表情を ....
あなたの髪の匂いがする部屋で
朝を迎えられるなら
夜なんて怖くない
この東京砂丘

砂漠はあまりに大袈裟過ぎて
恥ずかしいから
ちょうどいいでしょう
この東京砂丘

砂漠と砂丘の違 ....
男よあなたは
力強いその腕を彼女に見せるべきではなかった
女よあなたは
唇にのぼる歌を彼に聞かせるべきではなかった

人々の行き交う雑踏で
緑香る木立の中で
小雨に光る橋の上で
あなた ....
これはあなたの建てた家
あなたの建てた家に寝かされた私

狭い部屋でも壁が遠くて
手を伸ばしても窓が開かない
開かない窓から空だけ眺める
鳥は行く行くあなたは来ない

これはあなたの建 ....
毎日は飽きもせず毎日

昼の間に体は
指先からほどけ
長い長い夜の間に
結び直される
それが延々と続く毎日

ほどかれるために
結び直される体

指先のように
昼の光には
 ....
きいた風な言い回し、
人にそれを突きつけて
ああだこうだのお節介
誰も見向きもしないもの
書いてみたって白々しい
自己満足にもなりゃしない。

イメージ不能な自由律
人を小バカにす ....
昔から
隅に居るような子供だったので
かくれんぼでは
何時も鬼をやらされた
両腕で眼を覆って
だけど
じゅう数えるまでは
どうしても待てない

いち、に、もういいかい

すぐ振り返ってしまう
隠れ ....
平日の真昼間からチューハイ片手に地元を闊歩すれば
ご近所さんの白い白い眼差しを否が応でも全身に浴びる
それでも歩いてしまうのは
世界の秘密が知りたいから

ふらふらと歩く私を叱責するものはも ....
いつのまにか
降り出した雨も止み
遠くでそっと光る虹
前にも見たはずなのにあの頃とは違う
行き先を決めず借りた車で走り出す
丘の上にひっそりとたたずむ小さなカフェ
蒸気の音と香り立つコーヒ ....

私の本当の名前はスマコというらしいです
だけど父も母も兄弟もみんなスマと呼ぶので
いつの間にか私はスマになってしまいました
ときどき本当の名前について考えます
コというのはどういう漢字な ....
私は見つめ続けている
いつからかその後ろ姿を
「お前」と私は語りかける
「お前、まだ行くのか」と
それは振り返らない
振り返らない後ろ姿

声の届かぬ孤独
届かぬ声の孤独
雷鳴を合図 ....
全てが終わったかのように
しかしただ何かが足りない
まるで秋のようだ
熱も
冷気も何処へも達しない

諍いのあとの嬌声が
言葉の無意味さを裏付ける
それでも全ては解決せずに
欲望もま ....
地球の公転軌道がほんのわずかずつ
ずれていることを憂うガリレオの
思いを想い過ぎて
抑うつ気味になった僕は
バナナがいいと聞いて
毎朝食べるようになった

いつか太陽の手をはなれ
地球 ....
例えばあたしがあなただったらもっとやさしくあたしを抱き締めるのに。

クリトリスをちょん切って喉ちんこに付けて歌いたいの大声で。








 ....
もしも女の子が生まれたら舞子と名づけよう
男の子だったらマイケルにしよう
発音をネイティブっぽくマイコゥにしたらさ
男女どっちでも大丈夫だから

お腹にまいこぅと語りかけながら
彼がそんな ....
喪服を着たおばさん四人
交差点を渡り、口々に話す。

一人は楽しげに
久しぶりねぇ
などと通夜であることを忘れ

一人は怒ったような顔をして
どうしてなんでしょうねぇ
などと宣う
 ....
わたしが無職だったころ
茹で卵と塩むすびだけはんかちに包んで
毎日河原へ出かけていた
それしかやることがなかったのだ
アンケート用紙とかに
無職
と書くのが厭だったので
仕事を探してはい ....
蔓のような情欲だった。昔はもっと好かれていたような気がするんだ、赤の他人にもね。
肌に張りがなくなったとか、心の声で言うのかい。でも以前は人の眼を見るということを
しらなかったんだ、真実を隠し ....
我と遊べや善き阿呆
事のついでの黄昏に
身体無くして魂が
プライドだけで悲しまむ

我と遊べや善き阿呆
事のついでの悲しさに
身体無くして魂の
底を喰ろふて吐き出さむ

我と遊べや ....
もう何年君のそばで本を読んでいるのだろうか?
もう何年君のそばで寝ているのだろうか?
もう何年君のそばで食事をしているのだろうか?

僕は無口になって黙々と食卓に向かう。
僕は無口になっ ....
独りぽっちの君は
屋根の上に座り
じっと膝小僧を抱えて

星空を眺めていた。

独りぽっちの君は
部屋の隅に座り
じっと膝小僧を抱えて

畳の目を眺めていた。

独りぽっちの君 ....
そういやこの曲を聴いていたときに
君はすでに死んでたんだね
なんだか不思議だね
僕がこんなに素敵な音楽を聴いているときに
君はとっくにこの世にいないなんて

あのとき僕はどんな思 ....
知っていたさ
それがただ一つの郷愁なのだから
僕は僕 君は君
無言のままで遠くへ行こう
なによりも言葉は青く
虚の果てに月は落ちてく
さあ 透明な心をのせて
有人飛行はどこへ飛ばそう
 ....
いつか高田馬場の駅前広場で
スーツを着て歌うんだ

我慢ならねぇ事が多過ぎる
れんあいが
そねえに大切なものでありますか

れんあい、恋をしてないのは
ひにんげん的といいたいのでありますか






おれはきみとマウントスラントしてみたい ....
 マクドナルドの隅で自慰をして
 汚い安食堂のうどんで身体を温める
 指の指紋が剥がれるくらい
 心が痩せて
 今日も化粧のノリが悪過ぎるわ

 明日が春で
 あさっては春
 ....
にゃーン

零下15度の夜中に捨てられた猫

図書館員に拾われ
図書館で育てられた一匹の雄猫

にゃーン

鳴いているだけなのに

苛立ってばかりいた男の人が笑った
自閉症 ....
練さんのおすすめリスト(78)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「イク」- モリマサ ...自由詩2810-9-5
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ジャック- テシノ自由詩2*09-10-16
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二級品- ……とあ ...自由詩11*09-10-12
はいどあんどしーく- 吉田ぐん ...携帯写真+ ...1409-9-11
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孤独- テシノ自由詩109-8-29
狂気- テシノ自由詩109-8-26
祝福- within自由詩18*09-8-26
「_ねえ怒ってる?あたしがあなたでオナニーしないから。_」- PULL.短歌1*09-8-24
舞蹴子- 木屋 亞 ...自由詩5*09-8-24
通夜- ……とあ ...自由詩11*09-8-20
わたしが無職だったころ- 吉田ぐん ...自由詩49*09-8-4
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