僕らは光りを作り出せた。

希望を照らすにしては、激しくて。

世界を照らすにしては、物足りない。

僕らは、この光りで何をしようか。

いつか消えてしまう光りを、ほっておくのは勿体ないから。

暖ま ....
切り取られたそれらを、

繋ぐのは難しいけど。

それぞれに、

世界が在るんだと証明すれば。

それぞれはいつまでも、

輝けるんだと。

僕は想う。
春、
淡い緑で枝を覆う
そのあやうさ

風にそよぐ
そのかよわさ

夏、
日々緑を増して

青々と日陰を作る、その力強さ
ひと雨ごとに
たくましさを備え

秋、
見るたびに変化する、
その美しさ

人 ....
コンクリートのうえに

アスファルトのうえに

死骸、生き物のむくろ

虫や鳥や微生物どもが

生活のキスをしている


どこに向かいどこを巡る

どこを巡りどこに向かう
 ....
目覚めると君はいなくて
僕は、すべてが夢だったことを知る
どうやら絶望を抱きしめて眠っていたみたい

奴に好かれてしまったみたいなんだ

悪夢なんてものは存在しない
よっぽど現実の方にう ....
私は知りたい 眠らない夜のこと

貴方を止めない 何処へでも行けばいい

彼は忘れたい 影と光のこと


輪廻―バリアループ


近代的高層建築物
その波間に抱かれて 夢を見 ....
クリアブルーのスカイの中に融けてゆく影、背中に置手紙は無く
風に混じる最後の言葉も無かった

黒い刃物の様な
羽を広げたカラス、ある種の領域を制定するみたいに
いくつかのリングを ....
寒くなる空。

君の手の温もり。

冬の訪れ。
ホテルの部屋から

まだ働いているビルが見える

黄ばんだ青白いひかりが見える

こころのなかを見ている

それは蟻の巣のようだ

いろんなこころの積み重ねだ

さびしさほどの ....
黄昏色の空の果て
ひとりっきりの帰り道
誰を待っていたのだろう
誰を探していたのだろう
電信柱の長い影
淋しいようと風の吹く

黄昏色の空の果て
家路をいそぐ鳥の群れ
どこへ行くとい ....
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