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カモフラージュされてしまうほどのオレンジ
大抵の人間が「夕陽」と呼ぶ現象が訪れる頃
少し冷たくなった風が そよと吹きかければ
花びらは ゆっくりと お辞儀をし始める

隣に似合うのは か ....
良く見かける 昔ながらの三つ編み
黒く伸びる髪の毛の先に 
赤いリボンが はためいている
拘束された カラフル
誰しもが 似たような意見で 
流されて行く 世の中に
吐き気をもよおした ....
何時だって 
哀しい雪だね

子供たちが まとわりついて
皆で固めた おしくらまんじゅう

本物の大福は 美味しすぎて
もう 食べちゃったけれど

もっと大きな 世界一の大福を  ....
*

コメントを 受けて企画の 意図を知る

ひな祭り 昔の雛は 何処消えた

雛じゃない 姫かそれでは 図々しい

ズズズイと 甘酒じゃなく 飲むポン酒

ポン酒なら ちょっと甘 ....
パラリと言う音が 今にも聞こえそうな程
距離感は 遠くもなく 近いとも呼べない

厚みは ゴムほどではないが 
紙ほどは 薄くない

一本の髪の毛が すっと風に攫われる瞬間のような
 ....
ザプンと飛沫が上がる度
痛みが 一つ 弾けます

空は 真っ新なほどに 青くて 白くて
耀く太陽が 全てを覆い尽くす程に
ツライのですが

その言葉を 発する手前で
光が 消して  ....
蕾のような薔薇は
これから咲き誇る美しさを秘めているようで
ちょっと わくわくする

華拓いた瞬間
見詰める瞳の煌めきを
全身に 浴びること

互いに
前進して 行くことをも
 ....
定期的に響く
カツン カツン

ちょっとだけ 思い出すのは ピンヒール
コンクリートジャングルから 離れて
もう 数年になるのか

楽しかった記憶は
いつまでも 笑顔とともに
脳 ....
後ろ手に隠す 大切な宝物が
何時だって 輝いているとは 限らないけれど

ともすれば 前方からの攻撃に備えて 
隠し持っているのかも 知れないし

もしかすると 
大きな 塗り壁みた ....
あなたがこねた まほうのしずく
捏ねた? 何を? 粉を
雫? どんな? 魔法
繰り返し 練り直す

冬休みの宿題を そろそろ完成させないと
卒業させて もらえないのと 君は 嘆く

 ....
ゆっさ ゆっさと 揺れる竹
先に飾られた 幾つもの願い

海と陸とを繋ぐ 小路を抜けて
浪の花を そっと 眺めてる

かわいらしい こんぺいとう
あまい ちいさな つぶだから

 ....
哂う 山茶花
唇の色合いを 秤にかけて
軽く 溜息

笹で 囲われた
冬の風景が
気に入らないと 嘆く

雪の 白さも
空の 藍さも
自らの 青さに 変わるだけ

竹藪は  ....
カレーのルウを 
必ず2箱 使用します

一度も 使ったことのない それは
若干 緊張 するんです

世の中に 
所謂「不味いルゥ」は
存在しないのだと

信じて 来ました
 ....
袋もんずら、と言う言葉を 知っていますか
ふくろごと、と言う 意味なんだそうです

昔は 良く
風呂敷を
多用して いました

白地に 緑
あれ
もしかしたら
逆だったかも ....
胸が ギューッ と 苦しくなったりすると
恋をしたのかって 思っていた

そんな時代が 

ゆっくりと
されど 
確実に 過ぎ去り

こんな 事態に なりました

例えば ....
ジャガーと言う名前を聞いて 
思い出したのは

真夏の スウッとする 
清々しさ

それは 
青い空に似合う 白い雲や

緑の山に 隠れるように 
林立している

枝の隙間 ....
こうやって 温いお湯だと
コーヒーは 上手く 染まらない

色合いだけならば 
完璧なのだけれども

どうも 味が
ついて 来ないのです

追う身だった 頃は 良かった

目 ....
これこれこんな風な
ツライ出来事を乗り越えて
今の自分が在るんです

晴れやかに笑う姿
囲む フラッシュライト

何処かで
昔・昔から 平穏無事な生活は
正確に 区別されていて
 ....
アスファルトは灰色だと
思い込んでいたから

思わず目を疑った 
冬の道

煌めくならば 
銀色だったり するのだろう

今朝のように 真白の雪に 
覆われていたり

今  ....
あの言葉には
色々な感情が
織り交ぜられる

嫉妬
羨望
咀嚼
思惑
疑念

その どれ一つを取っても
前向きなものが無いと お思いか
それも 致し方あるまい
大衆的 ....
間村長さんの藤鈴呼さんおすすめリスト(50)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
菜の花が見えない- 藤鈴呼自由詩2*17-5-31
フィッシュボーン- 藤鈴呼自由詩3*17-5-28
桃色の雪- 藤鈴呼自由詩2*17-4-23
冬季休園- 藤鈴呼自由詩1*17-4-22
墨が離れた- 藤鈴呼自由詩5*17-4-2
貝殻の記憶- 藤鈴呼自由詩2*17-3-28
棘の角度- 藤鈴呼自由詩1*17-3-21
バチのオト- 藤鈴呼自由詩2*17-3-19
はいどうぞ- 藤鈴呼自由詩1*17-3-18
しあわせのチョコレート- 藤鈴呼自由詩1*17-3-3
金平糖- 藤鈴呼自由詩1*17-2-1
夢の世界で- 藤鈴呼自由詩3*17-1-31
コトコト- 藤鈴呼自由詩1*17-1-12
泥棒猫- 藤鈴呼自由詩3*16-12-23
たいていのことは- 藤鈴呼自由詩2*16-12-18
車の名前- 藤鈴呼自由詩1*16-12-12
待ち時間- 藤鈴呼自由詩1*16-12-10
銀のライト- 藤鈴呼自由詩1*16-12-8
空の道- 藤鈴呼自由詩2*16-12-4
亜の門- 藤鈴呼自由詩2*16-8-22

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