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地球の平和を守るんだ

隕石から

愛から

病気から

うまくいかないことから

他人の幸せから

地球の平和を守るんだ


学校の帰り道

うごかないものなんて
　.... 痛いか痛いか

一緒だった

痛いか痛いか

自分に聞いた

痛いか痛いか

おまえに聞いた


こころの周りは悲しみばかり

指先までが悲しくしびれた

逃げられな　.... 冬も真剣

春も真剣

季節をまっとう出来たなら

勝ち負けなんてどうでも良い


きょうは季節の関ヶ原

天下分け目の大決戦

三寒四温の趨勢だから

春の勝利は分かっ　.... 月のまわりにちいさな虹が

そのおおきな横をヒコーキ雲が

夜空もぼくらを許していたよ

夜空もぼくらを応援していたよ


つぎはぎだらけの愛のことば

なんか聞いてほしかったん　.... 出張先で倒れた

会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった

その間にもお客様からクレームの電話が入っていた

その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした

問題が起こることは普　.... 目の前で強盗に母が犯されていた

母はぼくや自身の生命を守るためにそれを許しているのだと思った

だからと言ってふたりの命が保障されている訳ではないだろう

ぼくだけが今から逃げ出して後か　.... 生きている痛みや歓び

どっちが

刹那や永遠だろう

ほんとのことってなんだろう

僕は馬鹿だから

あたまで考えたことは

信じてももらえずに

密かな証にしかしてもら　.... こわかった／じぶんがどうなるのか／どうなるかなんてわかってた／しつこくなる／じぶんをためしたくなる／こわしたくなる／つなぎとめたくなる／あなたをためしたくなる

それはあなたに／あまえているのか／　.... 会えなくなるとはカタチのことだ

カタチにこころが付いて行かない

カタチとこころは全くちがうのだ


ぼくはこころだけを感じてゆこう

こころのことだけを感じてゆこう


会　.... つぶやきでなくささやき

誰かがいるなら

みんなそうだったはずだ

この街の山並みになれて

朝に照らされて

涙も流せずに果てていた


愛はぼくに練習させる

その　.... いいなあと羨む気持ち

誰にでもあるよ

いいなあと羨む気持ち

少し淋しくもなるよ

けど気にしなくていいよ


そうなりたいだけなんだ

ぼくらはただ

そうなりたい　.... あの頃を思い出す

おならって

ウンコの叫びなんだと気づいたあの頃

３５年ほどまえの秋は

もっとしっかりと秋だった

伊東四郎と小松政夫のコント番組を見ていたら

宿題やりなさい、

そう言って　.... からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た　.... これ以上褒めないで、と言うのは

ぼくが褒めたひとの周りのひとたちだ

怒ったぶんだけ褒めるようにしているのだが

ぼくが褒めてしまうとそれで満足してしまうらしい

だから

これ　.... 健康に関する悩みごとは

当事者にしか分からない

それが悔しくて

ぼくは共に苦しもうと思って

この中秋の月をながめていた


あの輝きが

共に苦しもうとしている姿に

思えたのだ


健康に関　.... 先が明るいから

感謝するような人生ではなく

感謝に満ちているから

先が明るいと思える人生がいい

そうしたら後悔や嫉妬や疑念

そんなものもなくなるのだろう


秋の光　.... ぼくは馬鹿だった

ぼくは天才だった

感じていたのは無力さではなかった

じぶんの有害性を感じていたのだった

ひととはうまく交われなかった

それがぼくを

強くもしていた　.... のどかな黄色いひかりに

白い雲がぱっぱっぱっと

目印のように浮かんでいます

ひかりの圧が緩んでいます

ぼくは指を震わせながら

考えたことを打っています


夏が逝き　.... クーラーのよく効いた車内にいると

景色はもう秋のひかりに満ちていた

ぼくがひとに恵まれているだなんて

たぶんおまえしか言ってくれないよ


失ってはいけない誇りがある

ときどき忘れてしまいそう　.... 駅から流れる

家路を辿るひとの群れのなかで

ただ恐かった

人生や血脈が

にほん足でとぼとぼ歩いていた

それが恐くて


点滅する信号を見つめていると

生きてい　.... ひとがすべてを運んで来る

花を咲かせるいつかその日に

すべてはあとからついて来る

ひとがすべてを運んで来る


強がったり

じぶんを信じたり

トラックの助手席で

風を受けながら

おまえの　.... どんなひかりになにを見つめていたのだろう

彼女をさいごこの世で彩ったひかりたちに

なんどもなんども

ありがとう言いながらぼくは震えている


髪の毛の生えていない頭にかぶってい　.... いろんな事情があるのだ

いろんな切実があるのだ

賞味期限ぎれの調味料にも

フローリングのペットの毛にも

散らばったコンビニの袋にも

飲みかけの缶ビールにも


やさ　.... 戦争があれば

ひとを殺しに来る夜がある

若さや才能や平凡を踏みにじりに

ついに来たかというような

そんな運命が

想像を超えた化学や感情が

戦争があれば

ひとを　.... ぬるい夜風に吹かれてた

たばこをつける音がする

スーツのしたは汗べとべと

ウォーキングの音もする

電車が遠く聞こえている


汗で髪をなでつける

爪でかたちをつくっ　.... 孤独じゃないと感じてる

孤独じゃないと案じてる

二人でぐっすり眠りたい

月あかりだけ浴びながら

青いツラの皮うかんでる


きのうの戦争銀メダル

世界で何位なら満足　.... そうか痛いか胸のうち

ひとは過去で今を見る

そうかおまえか

初めて会うのは

あのときぼくは

どんな過去でおまえを

見つめていたんだろう


夏の夜の紙袋

　.... 苔むした木々は

舐めたくなるような粉緑

抱きしめれば

遠い年月８０秒

金星のほうから６５０万ねんまえ

命の粉を海に降らせて

抱きしめれば

舐めたくなるような粉緑

隆起した海底に

苔む　.... ひとはじぶんの考えたいように考える

外部からもらったヒントのようなふりをして

内発的に湧き出たヒントのようなふりをして

ぼくはじぶんの考えたいように考える


淋しい夏の空

それは十度目

秋　.... 夏の役目が日差しなら

役目が終われば秋だろう

秋の役目がひかりなら

役目が終われば冬だろう

冬の役目が春待つことなら

役目が終われば春だろう


役目が終われば春だ　....

nonyaさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト（285）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
地球の平和	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	13-2-16
痛いか痛いか	- 吉岡ペペ ...	自由詩	7	13-2-8
節分の戦	- 吉岡ペペ ...	自由詩	13	13-2-3
夜のヒコーキ雲	- 吉岡ペペ ...	自由詩	8	13-2-1
病院にて	- 吉岡ペペ ...	携帯写真＋ ...	20*	13-1-21
忘れてしまおう	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	13-1-12
ハッピーバースデー	- 吉岡ペペ ...	自由詩	9	13-1-12
流星雨	- 吉岡ペペ ...	自由詩	2	13-1-3
カタチとこころ	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	12-12-22
誰かがいるなら	- 吉岡ペペ ...	自由詩	5	12-12-6
いいなあ	- 吉岡ペペ ...	自由詩	7	12-11-3
３５年ほどまえの秋	- 吉岡ペペ ...	携帯写真＋ ...	3	12-10-25
少年世界	- 吉岡ペペ ...	自由詩	18	12-10-12
褒めないで	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	12-10-7
あの輝きが	- 吉岡ペペ ...	携帯写真＋ ...	6	12-10-1
天高く馬肥ゆる秋	- 吉岡ペペ ...	自由詩	14	12-9-25
だれにも心配かけたくなかった	- 吉岡ペペ ...	自由詩	11	12-9-1
八月の秋のひかり	- 吉岡ペペ ...	自由詩	9	12-8-28
秋のひかり	- 吉岡ペペ ...	携帯写真＋ ...	6	12-8-25
横断歩道	- 吉岡ペペ ...	自由詩	13	12-8-25
弱い俺だから	- 吉岡ペペ ...	携帯写真＋ ...	5	12-8-21
さいごこの世で	- 吉岡ペペ ...	自由詩	15	12-8-16
いろんな切実	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	12-8-12
ひとを殺しに来る夜	- 吉岡ペペ ...	自由詩	6	12-8-11
ぬるい夜風	- 吉岡ペペ ...	自由詩	2	12-8-10
ねむれない夜	- 吉岡ペペ ...	自由詩	11	12-8-7
そうか痛いか	- 吉岡ペペ ...	自由詩	7	12-8-1
この瞬間の宇宙	- 吉岡ペペ ...	携帯写真＋ ...	4	12-7-28
透明な陽射し	- 吉岡ペペ ...	携帯写真＋ ...	5	12-7-19
冬の役目	- 吉岡ペペ ...	自由詩	2	12-7-18

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