徹夜でブドウ糖を齧りながら野球やりに行こうぜ磯野
安全な樹脂の開発を今すぐに止めて野球やりに行こうぜ磯野
素肌の潤いを保つ液体を路上に撒き散らしながら野球やりに行こうぜ磯野
出生の記録を保管して ....
ガキのころハマり倒したゲームの続きを
眠り込むまでやっていて
充満した電子音をかき分け
とにかく何か やっていないと休めなくて
うつぶせのままだったから 背中は痛いが
前に壊した肩ほど酷くは ....
サラッテクレ

巻き込め
そして 散り

解かすよ 魔法を
わたくしはきくのはなびらをかおっているのだった
霊園を照らす光に透けて
ただよう無修正の遠声はいつまでも増幅し
ゆくえ不明の足許を念じる
目的地はとうに過ぎた視線
まなざ ....
ゆっくりと回転する火の輪が
時間を飲みこみ
星を凌駕し
空間を閉じ込める
彼は絶えず動き
絶対的であることを畏れ
凍えた完全停止を頭にチラつかせる
輪の中を焼かれながら這いずる
トカゲ ....
きもちわるいおれ。
きもちわるいおれ。
ふみんしょうで、しんや、まちをあるいていたら、みちばたでおじいさんがわかものになぐるけるのぼうこうをくわえていた。
つよいなー。おじいさん。
せんそうけ ....
うっそうと繁った木々は
絡まりあって
もはやどこから始まっているのかわからない

しんせいなもののように
べったりとした朱い鳥居が立ちはだかっている

すぐ傍には側溝があって
いやなに ....
ふっとうしている



ふっとうしている


しょう





木が

そこから
俺のような
声がする
黙るな
それ以上黙るな
息をしてろ

ふう ....
 
初夏の光
ひとつ前の駅で降ります
虫かごもないのに


+


栞はかつて
誰かの魚でした
本の中で溺れるまでは


+


夕日のあたたかいところに
古いネ ....
とびちるこぼれるあふれる
亀裂は断続する黒点
から
ただれて
淡々と
丸いメロディ
一、二、四
円周率の汀に咲けなかった蘭の
つぼみ
ひらくたおやかな
ゆびへ
黄色い
なみだぼ ....
敷彦さんのおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
野球やりに行こうぜ磯野- セガール ...自由詩25+08-11-2
へば- 佐々木妖 ...自由詩7*08-7-5
無題- 青鈴自由詩208-7-5
命日- こしごえ自由詩6*08-6-27
ドロップバニッシュ- 秋也自由詩1*08-6-26
きもちわるいおれのよるんぽ- うおくき ...自由詩4*08-6-26
神社とチャーリー- 吉田ぐん ...自由詩708-6-24
弦楽、弦楽- 石川和広自由詩5*08-6-22
海の伝言- たもつ自由詩2508-6-21
_ささら- 鈴木自由詩308-5-24

Home