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恋ゆえに{ルビS/N=シリアルナンバー}19721123メンテ行き
異動にてキャラ変えたので今までの偏見はアクセス不可です
故障ですかどんな現象でてますか
萌えてますか
じゃ対 ....
「カンタンニイカナイカライキテイケル」
叫ぶ少女の影 愛おしく
アコギのネック下げこちらを睨む目に
黒田武士の心意気を見る
あぐらかき声張る顔の険しさは生みの苦痛か生きた苦痛か
あたし別にさびしいわけじゃないけれど
お話したくてサクラにまじる
「アバターよりリアルのほうがカッコイイ」
ホテル行く道つく嘘に反吐
「プレゼントありがとう」と返事したあと今月 ....
野を駆けていた犬も老い我が父と散歩で腰の曲げ比べする
鏡には若き日の父と同じ顔
意志も同じく雄々しくあるか
仕事の憂さ忘れ彼女と四回戦
それでも朝はやってくるもの
夜に咲く恋にうつつの吸血鬼
それでも朝はやってくるもの
仕事なく金なく友なく死ぬ気なく
それでも朝はやってくるもの
....
作詞家でプロデューサーでフィクサーで
康範仮面は誰でしょう
小屋立てば芝居の怪人隠れ住み若者誘う
劇スパイラル
板の上かたく抱き合うお芝居の稽古を夜も続ける二人
午前2時
公園の隅で{ルビ台本=ほん}を持ち叫ぶ台詞よ
届け世界へ
....
夜街にて拾いし花びら手で握り
開けばあらわる恋待ち娘
思い寄せる二軒隣のあの人の部屋の前に落ちたる合鍵
恋別れ衣食生き死にあるごとに我は現れ言葉を拾う
日だまりに停車してある軽トラできらきら光るホットサイダー
おじいちゃん早く渡りな大丈夫道路は三途の川じゃないから
祝日に国旗を掲げる家なくて家主の世代交代思う
....
生娘の桜のような唇を冒しがたくておでこにキスする
つきたての餅のごとくにふわふわの稚児の足裏
口びる寄せて
わが手にて花が開いたばかりなる君のお口に熱いキッスを
「この ....
「さようなら」と転校する君
好きだよと言えずの初恋思い出になる
間違えて入った教室で着替えする乙女の姿しばしとどめん
喧嘩ばかりする娘(こ)が下駄箱に入れたハートのショコラ
直 ....
うつせみの なくこの世あり ひびきすみ青やかになる み空の高さ
{引用=※ 現人(うつせみ)=?この世に現存する人間。生存している人間。
?この世。 ....
許すから風に微笑む雪柳かつての罪人への返事か
{ルビ小米=コゴメ}ちりばめ咲く花の追い風に隠れる笑顔と剥がれた小雪
紫の裸の菊を見た朝に都忘れた事を忘れない
....
「できちゃった」
あわてふためく彼を見て笑ったその夜
吐き気もよおす
「彼のことあなたより好き」なんてこと四月一日なら言っていい?
「核爆弾爆破させる」と怒鳴りあげ無視される中 ....
嬉々として弁慶濠に投げ飛ばす旧い名刺が桜と踊る
抗争を重ねた二人降格し悲喜こもごもの異動の通知
「後任はこの人です」とメール打つ手が笑い出す
ドウトデモナレ
また恋は
錦市場を走り抜け
七味ソフトの あと味ピリリ
金勘定知らぬお江戸の花魁も今は諭吉をヒィフゥミィヨ
事終わり寄り添って寝る遊び女と中指だけでコトバを交わす
初めての客となりぬる誉れとて三月も経てば「えー、いつ来たっけ?」
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