きみの夢は
ただひとつ
ぼくといっしょに
くらすこと
??????・・・

きみの夢は
ただひとつ
おおきないえと
たくさんのおかね
??????∬

きみの夢は
ただひとつ ....
へのへのもへ詩はももたろう
おともはさるといぬときじ
なまえはぽえいち、ぽえじとぽえぞう
おにが詩ままでまいります

へのへのもへ詩はきんたろう
まさかりかついで大江山
やみこきへいあん ....
サイコロを振って
出た目に従って
誰かが殺される
殺され方も
サイコロを振って決められる
こんどはだれが って
おまえが爪先を
ピンク色に塗りながら言う
屠殺場からの叫び声が
聴こえ ....
天涯孤独だからさ…
それは、あなたの口ぐせ

帰るべき家があって
待っていてくれるひともいる

それなのにどうしてそんなことを言うのだろう

こころの空白を満たそうと
終わりの無い旅 ....
 S氏は首をくくる縄を探していた。子供の頃はニュースで『不況』の二文字を見るたびに不思議な気持ちになったものだ。だが大人になると、それは言葉にするほど生やさしいものじゃないと知った。海原まっただ中のイ .... 一足 一足と 雨が近づき
一つ 一つ 我々が浄化され

雨 雨の日に崩れゆくビル 
舗装道路が湿り気を帯びて腐乱してゆく

人が人として輝くために全ての物質は滅び

雲が押し寄せて
 ....
昨日は雨のそぼ降る神保町の 
古書店の並ぶ街並みを 
地図を片手にさまよい歩いた 

みるみるうちに地図は濡れ 
丸めた白い魂にして 
ポケットに入れた 

翌日ポケットから取り出し  ....
 祖母は絵に描いたような大阪人でした。商売が大好きで、勝気で、たまに口が悪くて、酒屋でしたからものすごく酒には強くて、花は大ぶりの派手なものが好きで、ついでにヒョウ柄も大好きで・・・そんな人でした .... 世の中には支えるひとと
支えられるひとがいる

支えるひとは暗い海に胸元まで浸かり
力の限り支え続け

次々と押し寄せる荒波に揉まれては
やがて力尽き海の藻屑と消える

支え続ければ ....
ゴミ箱を作ったので
いらないものを捨てた
だけど、ゴミ箱はまだ満足していなかった
仕方がないので
最近、増えすぎて
持ちきれなくなった不安を捨てた
ゴミ箱は少し満足したようだった
その日 ....
あなたの誕生日はいつだったっけなぁ
と思いながら

刻々とすぎてゆく日々


選ぶべき言葉も選べないまま
大切なもの
いっさいが流れてゆくというのなら

それは、きっと
わたしが ....
好きとか嫌いとか
そのような感情と同じ速度で
五月の空はわたしのこころを蝕んでゆく

そして陽射しに揺れる葉桜が
散り行く先など知る縁も無いように
他者への憎しみを
こころの襞奥に抱え込 ....
 ネアンデルタール人はホモサピエンスにブチ殺された。原因がなんだったかは知らないが、曰くネアンデルタール人は発声に不自由があったらしい。仲間同士の意思疎通に関して、ホモサピエンスの方が一歩秀でていた。 .... 森の夢―古いボート          前田ふむふむ

     1

青い幻視の揺らめきが、森を覆い、
緩んだ熱を、舐めるように歩み、きつい冷気を増してゆく。
うすく流れるみずをわたる動物 ....
街なかで白い小鳥を配っていた
籠に入ったたくさんの小鳥を
小鳥配りの人が要領良く配っていく
受け取らないつもりでいたのに
いざ目の前に出されると受け取ってしまう
わたしが手に取ると
それは ....
子の心親知らずして竹の秋

オレンジの腹を見せ飛ぶつばくらめ

どこの子のために舞うやらこいのぼり

木漏れ日の零るる如く竹の秋
わたしのいつも見ている景色です
ありきたりです
でも、たまに
はっとして
おもわずカメラで収めたくなります
記憶に留めるだけの時もありますが
後に悔いてしまいます
焦ってカメラを構えても ....
閉め切られた直方体
その中で
向かい合って
投げているのは見えないボール
そのひとつひとつを
正面の相手が弾き返す
まっすぐ伸びた腕
しなやかな肘
打撃音
右腿への苦痛


い ....
ディスプレイは視覚と前頭葉を刺激して

パーソナルコンピュタは外部と繋がる出窓

望みの世界とアクセスできる

視覚情報は脳天直撃
魂に影響する
今一度 ここを 押さえろ!


 ....
 ニンニンが餌をねだる
 初夏には寒い夕暮れ
 上の部屋からカップルが団欒を囲みながらこぼれる笑い声
 散かった部屋
 灯りが白々しい
 ニンニンが餌をねだる
 初夏には寒い夕暮れ
 ....
もうウンザリなんだ

街に降る雨とか
喫煙所から聞こえる金切り声とか
食堂のサラダとか
ゴシップ紙とか

そういうものが僕をウンザリさせる


五月の憂鬱が僕を襲う


もう ....
ポケットのビスケットが
粉々に砕けて割れた
壁にじっと押しつけていたせいで
鳥が飛び立つのを見たかった
小さなクロツグミが羽を広げるのを
僕はしくじった
ビスケットは無残に割れてしまった
 ....
光は緑に柔らかく

街道には

緑風が吹いている

五月の光は風なのか?


さくら散る幻の芥

街道には

柑橘系の白い香り

この国は違えたのか?


光は緑に ....
終わらない海を想像して
約束という言葉をちぎっては流す
冬が終わったら会いに行くから
そんな約束を果たせないまま
もう季節は夏になろうとしているので
出せなかった手紙は紙飛行機にして
非常 ....
TVから溢れるノイズ
インターネットから溢れるノイズ
ブログから溢れるノイズ
ノイズ/情報の濁流

ヒトの生理的リズムを無視して
社会は勝手に転がっていく
置き去りにされた僕たちは

 ....
山でもない 谷でもない
山の麓の沼で溺れていた

あの山の頂上に行く予定なんだと叫びながら
手足をもがいていた
蛙はゲラゲラと笑ってた

助けようとしてくれる人たちもいた
その沼は底な ....
はじめての出逢い
それは父親に肩車されてのこと

ガラスの向う側で
愛らしそうな顔して笹を食べていたっけ

何時でもいるのが当たり前
そんな存在でもあったような気がして
パンダってまた ....
 午前3時のオルゴール
 
 ぜんまい仕掛け

 午前3時のオルゴール

 涙で濡れた

 

 午前3時のオルゴール

 ぜんまい仕掛け

 午前3時のオルゴール

 ....
お愛想だと判っていても
みょうな期待を持たされてしまう

口ぐせなんだよね

未来と繋がっているようで
繋がってなくて
この連休の天気予報みたいに当てにならない

悪気なんて無いのだ ....
まともな感覚
正しい事は正しい
悪は悪と言い切り 思い切る

感覚が狂わされ
魂がギタギタに切り裂かれている

善良な魂 保つ者よ

テレビを静かに 消せ

音に飢えたら ベート ....
海野小十郎さんのおすすめリスト(74)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きみの夢- 草野大悟自由詩308-6-3
へのへのもへ詩_と_へのへのポエジー- 海里自由詩108-6-3
さらばモンキーハウス- 大覚アキ ...自由詩2*08-6-3
支えられるひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*08-6-1
フレグランスボム- 影山影司散文(批評 ...108-5-28
雨のゆくえ- アハウ自由詩6*08-5-28
すがたに_- 服部 剛自由詩5*08-5-28
ただ捨てられるだけの日記- Rin.散文(批評 ...32*08-5-27
支えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩28*08-5-25
ゴミ箱- 小原あき自由詩32*08-5-23
クマのぬいぐるみ- わら自由詩20*08-5-22
五月のひと- 恋月 ぴ ...自由詩34*08-5-19
かつていちどは人間だったもの- 影山影司散文(批評 ...308-5-19
森の夢ー古いボート___- 前田ふむ ...自由詩24*08-5-18
できごと- 小原あき自由詩34*08-5-17
竹の秋- 亜樹俳句108-5-15
景色- 小原あき携帯写真+ ...21*08-5-15
見えないボール- つばくら ...自由詩1*08-5-14
辻説法- アハウ自由詩208-5-14
- 山崎 風 ...自由詩4*08-5-14
五月の憂鬱- ピート自由詩208-5-14
温室- 石瀬琳々自由詩7*08-5-14
五月の光- 吉岡ペペ ...自由詩808-5-14
約束- 大覚アキ ...自由詩508-5-14
情報社会- kauz ...自由詩6*08-5-13
山の麓の沼- sekka自由詩3*08-5-13
パンダなひと- 恋月 ぴ ...自由詩18*08-5-13
午前3時のオルゴール- 山崎 風 ...自由詩4*08-5-13
「また今度」なひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*08-5-8
縫合する- アハウ自由詩8*08-4-21

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