ふわり
ほろりと



繋いだ手がほぐれてく




愛情も
憎悪も
変わりはないでしょう



肌の温度は
二人とも同じで
あまりにも心地良い ....
雑音の向こう
カウントを間違えたまま曲を聴く
錯覚はいつも美しくて

夜は青く
風は冷たい
寝顔は優しく
想いは遠い

春や夏の境界線を数えた日を
意味無いことと思う
君の笑顔
 ....
たとえば
誰もいない白い壁に向かって
笑顔で意味のない言葉を発する老婆を
異質なものであるかのように見る目
ないものとして通り過ぎる足
そういったものを映したお前は俺に話しかける
  (た ....
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