誰も相手をしない 泣き喚いているだけの犬の問題
読み進められない 三行で終わる小説の問題
不眠と惰眠を繰り返す 精神病者の問題
頼むから静かにしろよ
過密化と重層化と洗練化を 一遍に成 ....
大切なものがすり替えられている
軽薄なお前の上でも鳥は囀るだろう
猟師に間違って撃たれるがいい
大切なものが蔑ろにされている
薄情なお前の下でも魚は泳ぐだろう
漁師に間違ってモ ....
最期の日 同じ場所にて 待ち合わせ 違っていたのは 二人の気持ち
離れ行く 幾つもの星 瞬いて 時の重みに 戯言が出る
重い月 離して遣れば 浮かび行く 見るには絶えず 言葉を飲み干す
....
今の俺はとても気分がいいんだ
金木犀の香りが少し開けた窓から入ってくる
そして今日は友達を見つけた
自分の中にそいつは居たんだ
俺はとても醜いんだ
そして彼も醜かった
俺た ....
悪魔さえも棄てた地を目指しては歩く 一つ目の兎
月の代わりに道化師の髑髏を抱え 赤茶けた朽木を踏みつける
こうも詭弁に塗れた世界では 死に追いつかれないだけでも
目の奥が燃える
サーカス ....
窓を覗くはにかみ屋の風
夕涼みの教室で戯れる 置いてきぼりの陰法師
季節外れのうぐいすの声を聞きながら
紡いだ詩をただ砂場に埋めていく
鳴らない鐘に聞き惚れて 翼を運ぶことさえ止めてしまった
....
最近フェレットとか飼いたいオレは
割りにマニアなムーミン好き
ハートつけたってかまわないぜ
ムーミン大好きかっこハートぜ
そんなオレ見て薄ら笑いマイハニー
今日の話題もお仕事&他人の ....
あなた抱きたくて
あいつらみんな壊してやった
あなた抱きしめて
あいつらみんな狂っちった
俺があなた好きになったあの日
色気のあるあなたの瞳 綺麗で
獲物を狙う蛇のように
あなたを食 ....