つなぎ忘れた何かを探そうとして
それすら不意に
忘れてしまう
星空は
いつでもその名を受け取りながら
毎夜を必ず終えさせる地図
瞳がうつす一瞬を
嘘かと惑い
ときには真逆に ....
あのひとを探して
森の中を歩いた
暗い枝から見下ろす鳥たち
夜陰のなかで
ひそひそ囁く
動物たち
時々
ざわめく木々
あの家の中に
あのひとがいる？
月はな ....
キミと一緒に居る事で
あの日々が煌きを失うのなら
キミの首に手を掛けてでも
僕は守りたい
まだ今なら間に合うはず
だから、
その眼に映るのは
いつだって僕だけでいたのに
他の誰も立 ....
草も木も、昆虫もばい菌も、
そして私自身も、この大宇宙の中で、
生きたいと思い、楽を求める。
万人の人間たちが、
協調し、争いながら、
不幸と幸福を味わい、所有物を増やそうとしている。
....
なつくも とんで
きみの こえに
ねつが とけて
たいようの どまんなか
しんきろうに おぼれる
みえない きみに
さけぶ こえは
たしかに きみに
....
