錆びたバラ線のにおいは血液のそれだった。
立ち入ることのできない場所に立ち、触れれば噛みつくと、獣のように意思表示している。

(天気予報が雨を告げた時刻だ。まだ夕方というにも早いが、厚く曇り明 ....
空気、それは砕け散る、そして、その終わりに、永久に考え続けた真実と、今はいない人の精神が見た現実が、愛される夜と、望まれた時間すらも、その向こう側へ去ってしまう、

私は壊れる空気の破片の幻想 ....
鳥の肋骨でできた鳥籠に鳥を閉じ込めて歌う僕の透明なトルソには金魚がすうっと泳いでる。
雨を乞うさんのおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瞳孔- 月見里司自由詩108-9-7
砕け散る空気の終わりに- 鈴木カル ...自由詩3*07-6-7
無題_5- 10010自由詩507-4-28

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