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               121020




告別式ではπを投げてはいけません
解けない謎を投げかけては可哀相
隣家の三毛猫が言うから
ジャムパンはどうかしらと思う
あんパ ....
(仮)
                121012



時には、Sr Receiver の命ずるままに奈落の底も探す
仮面を付けたまま落下した貴公子の数は知らないが
そこでは腐 ....
                 121007

共感覚の指令の下に
自転車を漕ぐと
待ち合わせの人が微笑んで
昨日の猫が舌を出す
奴は今から欠伸をして
背筋を伸ばして
何処かに遊びに ....
                 110729
朝が早い
草の息吹を聞きながら
根本を這う生きものたちに嫉妬して
火炎放射器をぶっ放す
燃料が無くなり
あたりはうっすらと黒こげになっている ....
                110601



パールホワイトの大型車なんかが走っているのは
我が国だけだろう
西欧人からは
なんという非常識な色だと言われそう
新型のフォルクス ....
               110221


どのキィーでもいいのですと
演奏家のお兄さん
とびきりの笑顔を向ける
今年85歳の父が
謡いたいといい
出せない声を張り上げる
初めて ....
            110211




逆上がり
冷たい夏の
夾竹桃
今日は雪だ!
子供たちは喜んでいる
大人達は渋い顔
老人どもは諦めて
猫の炬燵を用意する
第2国道 ....
              101014

払暁を
黒を払いのける
オーボエの音
木曜日の音が鳴る
木曜日は木管
金曜日は金管
冗談のような和音が
静かに
豊かに
散文を認めるよ ....
                 100914





あの
おのが
おののき
おとがい
おののき
お買いになった
音の
整列
映写機がコトコトカタカタ光が漏れる
微 ....
                 100911



隣町に雨が降るから
ふるふると傘を差せ
天井から小判も笑い出し
釣りは要らぬと大盤振る舞い
夢かとばかりに
オケラの親子も顔を出 ....
               100909






箱の中から
取りだす石ころ
お弾きのように一列に並べた。
テーブルの上の石ころたちは
鈍い色を放ち
眩しそうな目をし ....
                 100822




本物件は建坪率を超過しており
同規模での建てかえはできません
なんじゃこらと電車乗り換え
お客様は帰られた
中古の一戸建てを売 ....
                 100809




価格破壊の角笛に
トロンボーンが負ける
金属が貴重なのだと
トランペットが慰めて
バスーンも頷いて
傍らのクラリネットに愛 ....
                  100803




物体化した組織の齟齬を見つめている
小さな罅が拡大してゆく速度を測る
気の短い魚が迂回路を避けて
小堰堤に挑戦する傍らを
 ....
                100731



分解された観念を再構築し脚の生えた幼い蛙どもが
道路を横切るままに車が走り出す時間帯を避けた蟹
の群れも向こう側に渡り行方不明の調査船 ....
                100729




生煮えのこんにゃくを囓る蝉の声は月光
今宵の味が染み込んでいるのか
いつもの屋台のお店にも客足が絶えないようだが
車が普及して以 ....
                100726



軽々と海を渡るからカルガモ
海を渡れないのがアヒル
ケリを入れるのは昼
中学生のくせに
朝から飲んだくれているのがグレ
一緒に酒を ....
                    100702




地震が来るとブロック塀は崩れやすく
危険です
3段以上積むのは非常識で
人の安全を考えない自分勝手な人です
新しい標語 ....
                 100612

 

晴れたので
トロンボーンを吹く
トランペットだと
昨日の人が泣くのだ
夏が来たと騒ぎだし
夜の石を捜し出す

晴れたので
 ....
                     100525




木漏れ日が地上に撮すのは
我らが太陽
吉祥寺が叫ぶ
渋谷はその名の通り渋い顔
しかたなく新宿に向かう
途中の明治 ....
                 100519






満員電車で饅頭を運ぶときは
潰されないように気をつけなさい
あたりまえの注意を背に
饅頭を詰めた蒸籠を運ぶ

人でな ....
                100507






年齢がばれる
こまったと
案ずるなかれ
その時は
ロケットで逃げればよいと
ロボナビを確認したら
北行きは明日だ
 ....
                    100503


登録された
ウミ
ウミガメが泳ぐ
鰐鮫が騒ぐ
河に戻った現象が
一本脚で突っ立っている
激しい揺らぎに削除されそうな気配
 ....
                  100423



あまくだりの
やくいんの
ほうしゅうが
たかすぎる
洗い流せ
背中の

小舟の中に堆積する悪習

さおを差すタイミン ....
                       100403



表面から融けだして
底まで達すると
真っ黒な地面が現れる
雪が溶けた
春が来たと思う
草が生えて
花が咲き
枝が ....
                  100309




並四ラジオの整流回路
小さな容量のキャパシターに
少し大きすぎるインダクターが繋がって
交流をぎごちない直流に変えている
 ....
            100211

ティーアールといいながら
気短なキーボードを叩く
打つのか押すのか
気軽なボードは応えない
冬の空は本格的に押し黙り
今から雪を降らせるつもり ....
              091117



季節外れの仲良しが
オタマジャクシを呑み込んだ
いいのかいいのかいいのかい
いいんだいいんだいいのだい
三回叫んで目が覚めた
オタマジ ....
             090722



皆既食が終わると
なにもすることが無くなった(笑
散髪してから
魚屋で
鰺を2匹買う
豆腐屋でお豆腐を買い
帰宅して
鰺のフライと
 ....
                  090718



三日月

常駐!

雷注意報が
茨城県に出ている
関東地方が荒れ模様
スクールバスのエンジンを掛けて
少しだけ暖機して ....
夏野雨さんのあおばさんおすすめリスト(68)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたにパイを投げる人たち- あおば自由詩7*12-10-22
(仮)- あおば自由詩7*12-10-14
日々の暮らし- あおば自由詩7*12-10-7
ガジュマロ- あおば自由詩5*11-7-29
マリッジブルー- あおば自由詩4*11-6-1
エニー・エンター・キー- あおば自由詩4*11-2-21
さかあがり- あおば自由詩7*11-2-11
管楽器- あおば自由詩3*10-10-15
めぐらし- あおば自由詩5+*10-9-14
ふれぬそで- あおば自由詩5*10-9-11
ぼんやり- あおば自由詩4*10-9-9
そらいろ電車- あおば自由詩5*10-8-22
やさしいし- あおば自由詩5*10-8-9
怪物- あおば自由詩5*10-8-3
イカロス- あおば自由詩4*10-7-31
蝉と月- あおば自由詩3*10-7-29
カルガモ- あおば自由詩3*10-7-26
月にらくがき- あおば自由詩3*10-7-2
炭酸水と夏の気配- あおば自由詩8*10-6-12
木漏れ日カメラ- あおば自由詩5*10-5-27
書物の家- あおば自由詩13*10-5-19
小指から散る- あおば自由詩7*10-5-7
減色- あおば自由詩3*10-5-3
竹のはな- あおば自由詩3*10-4-23
凝視- あおば自由詩4*10-4-3
- あおば自由詩10*10-3-9
TR- あおば自由詩3*10-2-11
蝌蚪- あおば自由詩4*09-11-17
夏をかう- あおば自由詩7*09-7-23
義務教育- あおば自由詩3*09-7-18

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