今日、新しいことを学んだ

だけど、今日学んだ事はずいぶん昔から

世の中の常識だったらしい


自分の中に、新しくインプットされたことを

ほかの人はずっと前から当たり前に知ってい ....
やべえやべえ、私は毎年エイプリルフールに気づかずに終わるのである。
今日がエイプリルフールであることを忘れていた。
先ほど、友人に「4月1日(しがついっぴ)おめでとうの電話」を掛けようとして、
 ....
ひとりぼっちの叫びは
雑音に埋もれて
私は群衆の真ん中で
ただ 立ち尽くすだけ


ホームに溢れるエキストラ
誰も知らない
私は 彼を
彼は 彼女を
彼女は 私を
誰も知らず ....
 
 
 
 
さらっと、ことばがでてきたりして、この間、夢をみた、、ことにして、、私、これ、からっ、ぽの、また、さらっとして、、とんでもない雨にうたれてしまいたくおもって、、そういえば、私、 ....
 
 
深夜の冷たい台所で
古くなった冷蔵庫が自分で自分を解体していた
もう冷蔵庫であることに
いたたまれなくなったのだ
時々痛そうにはずしたりしながら
それでも手際よく仕事を進めていっ ....
立ち止まっては駄目ですか

うずくまっては駄目ですか

這いずりながら前に進もうとするあなたが羨ましい

その勇気が眩しいのです

私の手をひいてくれませんか

私も共に地を這いな ....
海へと向かう
風になりたかった

誰にも
心地よい匂いで
なんにも傷つけずに
透き通る
そんな
自由に
なりたかった

けれど
夕暮れどきの
風はいつも冷たくて
帰 ....
今日は嫌だけど明日なら会いたい


そういうこともあるの


嫌いなわけじゃないの


  (愛してもいないけど)


好きよ


今は電話に出たくないの

 ....
 
 
鞄と間違えて
父さんが
枕をかかえて会社に行く
目を閉じたまま
夢を見てるんだろう

父さんは
目を閉じたまま電車に乗り
目を閉じたまま
タイムカードを押す
目を閉じた ....
通りをまっすぐ行ったところに置かれた忘れ物よりもむこう
右へ右へと使われなくなった線路を歩いていくと役目を終えて眠りについた人形がいます
そこには電車と同じで動かなくなった時にだけ優しくさ ....
 
 
やはりカバンが良い
と男は言って
口から出した大きな舌で
炎天下の夏草を刈り始めた

確かにその場所は空地にも見えるけれど
昔、わたしが「草」
という字をたくさん書いた漢字練 ....
夏休み前の教室で
ぼんやり先生の授業を聞いていた

教室の窓の外では
アブラゼミがうるさいくらいに鳴いていて
授業に集中できない僕の頭の中を
これでもかというほど占領していた

ジージ ....
 
 
白球が
バットをかすめると
息の仕方を忘れる
真空状態の後
こみあげてくるものが
目に見えない
傷に滲む
涙は血のように熱く
まだ若い
 
 
遠くばかりを探していたら
いつの間にか目の前に立っていた
思わず向けてしまった人差し指

音楽の授業でピアノのテスト
弾けないわたしは放課後まで練習
ミの位置にはいつも中指

教えてく ....
もうなくなってまった

ないのに終わりなのに

あなたの過去の声を聞くんだ聴くんだ

夜夜

どうにもなってしまえの夜

あなたは壊れないのにあたしをもう必要でないのに

消せ ....
幻想が助長される夜に

コメディーを見て、ウイスキーを飲んで

私は自堕落のステップを踏む

上手くはやれない
煙草もあなたもやめられはしない
むかしセックスした男が、
新書を出していて、
私はようやく、
私がいま/こことつながっていると感じる

あらゆるゴミをおみくじのかたちに結ぶ

外国には行けないから、
ディズニーランド ....
古代ではしばしば吟遊詩人の虐殺が行われた。吟遊詩人の言葉は「水鏡より真実を語り、猿より虚偽を述べる」とされたからである。しかしこの事実は吟遊詩人の言葉を後代に書き記した文献から判ったのであり、とすると .... ブルーブラックのインク
 
闇の色に一番近く
夜空の星の にじむ輪郭を描く 
深宇宙の色彩

ブルーブラックのインクが着いた指先の染みに
不器用な恋と発熱の記憶がうずく

大学ノ ....
           090130


既刊の本を放り投げ
テーマが古いと諦めた
未完の本が多すぎて
編集室は休む暇もなく
朝から晩まで
缶詰にされた作者たちが
コヨーテのように
 ....
ほどけた右足の靴
キュッと結び直す。

左足のきつさと、右足のきつさ、そのちぐはぐに。









本を読み終える
それに足りないもうひと駅に。


切 ....
ひかり/ぶれている、腕
扉の向こうでは
誰も彼もが微笑んで
私を見つめている


頬の肉が
引きつって千切れるほどの衝動

愛想笑いも
程々にしなくては、という ....
遠い 遠い 空の 空の 下
あなたはどうしているのでしょうか

ただ胸にポカリと開いた穴から
静かにトウトウと流れ出していくようで

酩酊して
街の片隅のコンクリートで忘れ去 ....
あなたが降りた後の地下鉄に
言葉になりきれない音が鳴っている
ガタゴトカタコト
言葉のトレイン
頭に鳴り止まない音が鳴っている

大好きな女の子の背中には
大人になりきれない羽がある
 ....
あ、
あ、

もうすぐ泣けそうだ

喉の奥がじわりと熱くなって
僕にサインを送る
うるさいなぁ
分かってるよ

あ、
あ、
鼻がだんだんつまってきた
息が ....
どこから友達?

信じてこそ友達。

いつまで友達?

信じられる限り友達。

いつから友達?

信じ始めた日から友達。
いつまで友達?

大好きだから、
ずっと友達。
誰もいない校舎、
美術室のベランダに干されていた絵筆が
夜風に揺れている。そうして塗り重ねられた闇は
やがて夜となり、題名のないキャンバスの中で今夜、
風花が降るばかり。
あなたと手を繋いでます
愛は尊い、
誰もが口を揃えて言うけれど
愛のことを考えると宇宙に放り出される
あったかい太陽に焼かれて涙が蒸発していく
ちいさいな
なにもかも
あいのまえで
な ....
頭の中の
箱の中に

小さい女が
住んでいて

髪を方々
振り乱し

知らない言葉で
なにやらわめく

箱は女の気分一つで
如何様にも変化して

きちんと
合わさる
 ....
白い 錆びのういた手すり越し

朝靄の街

夜霧の街

昼の活気に霞む街


霞んだ先にあるものは

山の端をなぞり駆ける
列車の こだまする様な
警笛

秋を乗せた枯れ ....
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