水ぎわに立って
砂を吐いている
ひき潮が それを
はこびつづけて 沖に
孤島をつくる
行き交う
小さな悪意と微妙な善意

溜息をつき、ふと見下ろせば

エノコログサ



都会の路の隙間から

ひっそりと顔を出す
猫の尾のような、ふさふさの穂



まさ ....
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