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   コーヒーを飲んで、ふと思った

   抱きしめればよかったのか

   抱きしめて、抱きしめられて

   そうすれば

   ふたりの間のなにかを埋めることが、できたかもし ....
私の魂というものは 
量りにのせて 
測定することはできません 

たとえば眠りの夢に落ちる時も 
たとえば悲嘆に暮れる日さえも 

私の内的生命は 
一本の透けたアンテナを立て 
 ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
綺麗な空を見る

水の流れる音を聴く

君の声がする

たったそれだけで

世界がくるり、素敵に思う
吐いた息は透明
空気が綺麗だと深呼吸

肺に運ばれ
動脈を通り
体を巡って
静脈を通り
肺に運ばれ

吐いた嘘は透明
空気が綺麗だと笑った


もうかなしくないよ
そう言っ ....
選べないのは分かっているのです
でも、もしも許されるなら
別な日であったら
それが難しいというのではないのですから、
三百もの日と夜があるのなら
どうしてこの日でなければなりませんか ....
今日は雨
誰もいない
ひとりの時間

お茶を
飲みながら
ちょっと
一息
ひとりでいるのだから
こんな時は
音楽を聴くのもいいよね

雨の日の午後
今は
ひとりの
大切な ....
自分自身とは 一点なのだろう
恥ずかしめられた裁きのようなものとしての
個体としての寂しさへと
感じさせられた 無念さなのだ
春は売りもの
なぜそれを春といったのだろう
ひさぐものを

春は買いもの
なぜそれを春といったのだろう
購いようがないものを

春は何者
答えてご覧きみ

贈りもの
落としもの ....
淀み

淀んだ

空の上

雨が降って

地は固まらなくて

足元を掬われた


曇らして

嫌になり

水面に映る

無愛想な心と顔の持ち主は?

しとしと、

ちゃぷちゃぷ、

ずぶずぶと、

沈んでいった
ねんねんころりよ ねんねこよ
ぼうやよいこだ ねんねしな

おちおち山のやや猫は
何が悲しゅうて鳴いてやる
腹を空かせてひもじいと
おととが欲しくて鳴いてやる
腹は水ではふくれぬと
お ....
ここに今
セミのヌケガラがあるからといって
私だと思わないでください
私はそれがないところにいます
陽ざしの中で
水の粉しぶきをあびた
綿毛の舞う先に
私はいます

私は
いま死ん ....
+


花が散るころにわたしは女でした。女になってしまい、
鉄鉢の中の百枚の花びらが
蝶のように羽ばたき、遠ざかるのを眺めた


+


花びらのひとひらを虫ピンで留め ....
{引用=

*降りしきるきみの海のまなざしが わたしの中へ流れ込めよと*




右手の小指いっぽんから
左手の人差し指いっぽんへ
さざんかのかきねを散らしていく君の振動が伝わる
 ....
映画館の観客席で  
私はサイレント映画の最終上映を観ている
スクリーンの中では 
どこか大きな河の岸辺に
冬の渡り鳥が集まり 
その鳥を1羽 
少女が肩に乗せている

枯草と砂 ....
銀雪に落ちる雫
鏡に映す此の身

月を滲ませ貴方に背く
望みは久遠に途絶え
朱に染まる身を留める者も無し

嗚呼、其の旋律が彼の人のものならば
「花に咲かせ彩り染め上げ」  ....
ウミガメさんからメールが来ると
海が見えーる気がします

アオウミガメなら青い海
アカウミガメなら朝焼けの
ヒメウミガメなら秘められた
秘密の在り処のメールです

ウミガメさんのメール ....
シャボンが ぷ・か・り

ぷ・か・り

洗濯物きれいに

乾いて、乾いて


昼まのお月さん


こんにちは


お嬢さまハンカチの落し物

蜂の大群の大移動

 ....
振り返ったっていい

逃げ出したっていい

チョロQだって

パチンコ玉だって

引いてから前に進むのだ
「満月に吠える」

夜中眠りに就いて初めて裸を曝す
歪んだ時系列を跳ね跳び
活きた清涼水を次から次へと浴びる
そして吠える
自分の闇に悲しく浮かぶ
黄色い満月に



「手紙」
 ....
眠たさを誘う 五月の街
Market Street 1200
サンザシの木がほこらしげに 赤い花を咲かせていました
通りを染めるほど 目に映えるほどに
歩きながら目にできる家々の
フラワー・ ....
私の苦しみは酷く透明に尖っていて、きっとアンタも傷つけちゃうわ。
それにアンタにも私の苦しみは理解不能よ。
ヒールで踵返す、ワガママガール。

それでも宜しくお願いします。
と、お手上げ ....
{引用=


なんでだろうかものすごくかなしくなって
デスクトップをじぃっとみつめているうちに
呼吸するように当たり前だとなみだが零れて
わたしの鼓動がものすごく頭に響く

しっかりと ....
ニューワールド建築中。
ニューワールド建築中。

ふざけたオールドワールド、リタイア。
嗚呼、今なら入水自殺も、お前となら可能さ。
ふざけたオールドワールド、リタイア。
嗚呼、深く潜るなら ....
{画像=081028104443.jpg}

種の起源を遡る
鯨にあるという地上の記憶のよう
身体の記憶に繋がる原初の記憶
納屋の藁束の上に横たわり
こころを拡げて探り当てる
目を瞑り腰 ....
{画像=080320163452.jpg}
血に毒が混ざって身体を廻る。

ドクドクする血管の鼓動が命の儚さを感じさせた。

やがて熱も冷めて血管が収縮する。

その感触に作り物の身体が ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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