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あなたが大人買いした
その食玩達は
誰もが寝静まる真夜中
遠い国の鳴き砂に耳を澄ます


肺の奥まで吸い込んだ
着色顔料の青色は
どこまでも鮮やかで
いつまでも少女の心と身体を蝕む
 ....
君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく涙を流してきた



君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく命をかけてきた



なぜなら
そこに世界で一番大切な真実があるから



 ....
このパンフルートの音色で
君の過去を知る事が出来るとしても
僕は知りたくないし

このパンフルートの音色で
ふたりの未来を覗く事が出来るとしても
僕は覗きたくないよ

昨夜からの冷たい ....
待ち合わせに遅れそうな時
メールひとつで済ませてしまう
嘘っぱちの言い訳も
おたがいの顔が見えないから
罪の意識を感じずに誤魔化せる


どこへ行ったか
寂しがり屋の待ちぼうけ

 ....
何時ものように口ずさんだ歌は
受けとめてくれるはずの
君の笑顔をすり抜け
秋の日の溜め息となる


少し言い過ぎたのかな
でも一度口にした言葉は
もう取り消せなくて
気まずい思いを残 ....
君は寝た振りが得意
わかっていてもウッカリ騙され
今朝もゴミ捨ては僕の役目


君は大人だから
分をわきまえているよね
僕はと言えば歳はくっても
燃える恋と燃えない恋の分別さえ
未だ ....
僕は感じる君の気配を
弓なりの曲線は
甘い咳払いひとつ


それは涎のようでもあり
差し出した僕の人差指に乗り
鳥かごから出ようとする可愛い小鳥
胸一杯の期待感に
ひ弱な翼を震わせて ....
オモチャ箱には
彩り鮮やかなブロック
そのひとつひとつを
あちこちから眺めては
思うがままに積み上げる


時にはいびつな格好に積み上げては
夏の終わりを告げる土用波に
あっさり崩さ ....
君は芝生の上でバランスを取る。


一糸まとわぬ露わな姿で
豊かな乳房を宙へ向けて解放つ。


日差しは、もう秋の方に傾き加減で
夏の終わりを告げている。


時代の息吹を君は背 ....
僕は陽に晒されて良く焼けた肌を
君に見せつけるように
ビキニのスイムパンツに履き替える。

丸出しのおへそから地続きでつながる
僕の思いやり
君は、はにかみながら指先で弾く。

えっ、 ....
あおばさんの恋月 ぴのさんおすすめリスト(100)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
五つの星と少女の鳴き砂- 恋月 ぴ ...自由詩16*06-3-4
ラブレターを書きつづけた男の遺言状- 恋月 ぴ ...自由詩32+*06-2-19
パンフルートと秋鮭- 恋月 ぴ ...自由詩12*05-11-2
待ちぼうけ- 恋月 ぴ ...自由詩30+*05-10-25
秋の日の溜め息の- 恋月 ぴ ...自由詩20*05-10-21
恋の捨て方- 恋月 ぴ ...自由詩32*05-10-4
電気椅子- 恋月 ぴ ...自由詩14*05-9-2
紅葉ひとひら- 恋月 ぴ ...自由詩10*05-9-1
裸婦像- 恋月 ぴ ...自由詩15*05-8-18
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