透明な温度を下げていく
あなたのぬくもり
かすかな光が胸をさす
氷のようなつめたさで
肌が焦げていく
においが鼻につく
電車の中では冷房が
滝のように流れている
さらさらと ....
淡いかなしみの曇り空が
堪えきれずになみだを落とすと
紫陽花は青
束の間のひとり、を惜しむわたしは
思わず傘を閉じ
煙る色合いとひとつになりたい
街中の喧騒は
雨の糸に遮ら ....
ハロー、ハロー、聞こえますか?
ここは地球です
あなたの星から地球は見えますか?
いつかみたいにまだ青い星ですか?
ハロー、ハロー、聞こえますか?
ここは地球だと ....