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青いそらに
一本の縄バシゴをかけて
一人で昇って行くのだ
小さくなってゆく姿を
地上の人々は
誰も気付かないままに
陽に憧れてのぼって行くのではない
高い塔か ....
{引用=たった一杯のカクテルに託した夢物語}{引用=月の流れのように見えたのは
私が酔っていたから
あなた自身の美しさを知らないあなたの
金糸雀の様な笑い声を
頭上高くに聞く}{引用=そのシル ....
日は長く 妙に生暖かい風が出て
濡れながら歩く大通りを
脇道へ逸れると
連なる飲み屋や風俗店看板
そこに女が居るのをみた
薄いスカートは
夏がとっくに通りすぎた様に
....
ふしあわせ というものが
とくに こころ美しく
あたまのするどい ひとに
みいる のでしょうか
はんぶん いろづいた林檎の
つめたい甘酸っぱさを
あなたは こころ ....
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