きっとあともう10年生きたら
ぼくたちの人生は白紙だと気付く
もがき、苦しみ、泣き、叫んだ日々も

だから理由がないことに
怒らなくてもいいのだ

大丈夫
なにが大丈夫か分からなく ....
思考が樹氷になるのではないかと危ぶまれてしまうほどの凍てついた夜の記憶が、どっちつかずの六月の夜に蘇るパラドクス、同じころに叩き潰したしたり顔の羽虫の死体は気付かぬうちにカラカラに渇いていた、艶加工さ ....  聞き覚えのあるメロディー

 削除できなった電話番号

 ワンタップで削除まで

 なんの迷いもなく操作していたのに

 できなかった

 未練ではない

 もしかしたら ....
糸が風に舞う

白い糸が
青い空を背景に
風に流されている

その先を辿っていけるだろうか

糸を引いているのは誰だ
糸の先には誰がいるんだ

雨に打たれても
雷に撃たれても
 ....
哀しいこと 思い出一つ 沈んでゆく

猫が降りてくる きみを探しに

二つの命と六つの思い出

あやめが咲く頃 三回忌です
きみが
ふるさとを
いとしく呼ぶ

あいづ と

づ、にアクセントをおいて

うかうか
夜行バスで
きてしまった
きみが歩いた町を
見たくなってさ

雪の白と温泉の湯気
 ....
父の茹でた蕎麦
玉葱と豚こま入りの暖かいつゆに浸せば
いつもより沢山胃袋に流れ込む。
つるつると
眼下を流れる釜無川のように。

父の作った黄色いカレー
ソースをかければ
いつもより滑 ....
通りすがりも 同僚も 家族も
一対一でも 多数同士でも
「あっちむいてホイ」に興じている
電波上の 同じ画面を 見続けていた としても
目を合わせることは 禁忌なのだ
抱擁感さえも失い どこ ....
このなかで白黒のゴジラを見たことがある人は挙手で
天皇陛下のおきもちを聞いた人
スマップにも森君がいたことを知ってる人
天皇陛下が研究しているのがハゼだと言うことを知っている人


J P ....
自称詩人は
最後をキメようとして
取って付けたような
クソ1節を追加することで
クソを完全なるクソとして
仕上げる

本人は内心
「キマったぜ!」と
ほくそ笑んでいるようだが
そも ....
沈黙を恐れるということは
実は伝わっちゃっているということを薄々知っているからではないか
そういう意味でこれからSNSは廃れるだろう
人々は自分たちがテレパシーを使えるということを
それが自分 ....
通り過ぎた時間の中に
少女という群があったことを
思い出す

離れたところで 嬌声を聞き

恐れて 憧れて
そして 離れて

近づくことが怖くて
その正体を知ることもできずに
今 ....
わたしのさんまるさん号室
うさぎみたいなマットレス
とろりとしたクリームのシーツ
海底行きのソファ
銀のシンク
手足の伸びきる大理石のお風呂
では、ないんだよなあ

必要なものだけのさ ....
雑司が谷のアパートを追い出された当時二十歳の俺は
池袋の東口で路上生活をしていた
今のタクシー乗り場付近には花壇と
その花壇を取り囲むように丁度ルンペンたち横になれるコンクリートのベンチがあった ....
地下道の真っ白な道歩きます
違う、どうのこうの言ってないで
宿題でも片付けなさいチミ
男子高生始皇帝を学ぶ
中国史
遅刻して
中間撃沈
中華帝国の終わり

だからゲオ ....
いけ、いけ、リスクを獲れ
いけ、いけ、リスクを抉れ
いけ、いけ、リスクを掴め

掌で、あの日流した悔し涙を
もう一度、握り潰して
額には、汗を滲ませ
いざ、中央突破のフィールドへ
繰り ....
帰宅する

幹線のJRの駅から田舎電車に乗り換え
一五分ほど奥まった田舎の駅
そこが自分の住む家の最寄り駅である。
妻と子が二人、義父母二人
六人が暮らす自分の家だ

自分の父母は随分 ....
あー、なんてきもちのいいかぜなんだろう
とおもっても
もうえいえんにこないかぜ
たったいっしゅんの

もしかしたらわたしのじんせいもそんなふうにすぎてゆくのかな

だから
つぎのかぜに ....
街の中になくした
放り投げるようになくした
あなたの
多面体のブロックパズルの面が、
そろわないからと
子供のようにわめいて
そろわないままの多面体は
街中の賑わいに似た
何色もの色に ....
花の{ルビ陰=かげ}は柔らかな光に包まれている
そこは決して暗くはなく
日差しを柔らかなぬくもりに変えて
まぶしさを穏やかさにする

花の蕾に包まれて私は眠りたい
ベッチンの様な花びらの中 ....
えりがめくれてるのが気になって
めくれてるよ
と言ったけど
喉がかすれてこえがでない
声の出し方を忘れてしまった
と思って
咳をしてみたら
目に砂が入ったので
目を閉じたら
目が閉じ ....
あい色ごしに赤をみて、
まばたきごとに星が降った
あんなにとおい星どうしが
かちかちと鳴りあうのも聞こえたよ

草は草なりに濡れ
砂はひと粒ごとに熟れて
笑いあうのが世界だね

 ....
父は修行中らしい
はじめての経験だから
父も大変なのだ
だから みんなで助けて
供養して下さいと
和尚様が言う

およばずながら
いちの子分 長女 私
そのに 長男 次男
そのつれ ....
希望と文学の関係を知ろうと思った。そして、漠然と、ユーチューブで映画の批評を見てみた。単純に映画という作品のほうがたとえば文学的なものと比べて圧倒的に反応が多い。それ以上の理由は特にない。

漠然 ....
晴れた眼差し
明るい歯並び
踵の擦り減った靴が喜んでいる
コンビニまでの三百歩の散歩

晴れた声色
明るい口答え
言葉はうっすらとシュガーコートされて
許容範囲が拳二つぶん広がる
 ....
鏡から手首生えてる二本半


生活臭隠すためだと家を焼く


心臓が別れ話を切り出した


仔羊の肉脳内で水洗い


髪の毛に侵入されて操られ


冬が来る非常ボタンを押 ....
さくらも雪柳もなんだってああもこぼれるように咲くんだろう。
かたわらでぼとぼと落ちている椿の鮮やかに腐れるさま。
きょうも海が見えている。花曇り、ぼうやりとした稜線。
手を閉じたり開いたりし ....
都会の空だって
空というからには
晴れの日もあれば
曇りの日もあって
それは、それで
当たり前で
取り立てて肯定する必要も
ましてや嘆く必要も
無いんだけれど

強いて言えば

 ....
 
 
 
手を伸ばす
先に
ほどかれていく放物線の
空 いくつも数え切れないほど
通り過ぎるものがあった
今夜
聴いた
天球の音楽

八時間先を東へ回るきみの


こ ....
 
 
仙台は、あの大きな揺れのあとも、不気味な地鳴りの音が鳴り止まずに、世紀末感、たっぷりでした。それから駅のエスパルから煙があがってた。ヘリが空を飛び、警官は、津波が来るから高台へ!と叫んでた ....
rabbitfighterさんのおすすめリスト(631)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
理由がない人たちへ- 中山 マ ...自由詩319-6-25
ケロイドのような思春期を纏って- ホロウ・ ...自由詩3*19-6-24
着心- 佐白光自由詩2*19-4-27
糸瓜の皮にあらず- 坂本瞳子自由詩3*17-3-6
思い出- ……とあ ...自由詩517-2-21
インディアン・サマー- 田中修子自由詩21*17-2-17
舌の記憶- 梓ゆい自由詩217-2-9
あっちむいてホイ- 末松 努自由詩12*17-2-5
「オキシジェンデストロイヤー」- モリマサ ...自由詩316-9-7
キメるのは下品- 花形新次自由詩216-1-31
西暦3000年- 馬野ミキ自由詩316-1-21
少女- はて自由詩3+*15-1-18
わたしの三〇三号室- かの自由詩4*14-9-7
池袋_二十歳- 馬野ミキ自由詩1014-7-20
地下道- かの自由詩1*14-6-2
明日への滑走路- 服部 剛自由詩6+14-3-29
不安−詩想との訣別- ……とあ ...自由詩18*14-3-27
わらう風- 弓夜自由詩3*14-3-8
東京23色/街の中にいくつも散らばっていく- 水町綜助自由詩1013-10-1
花の陰- プル式自由詩1213-9-18
_- さいとう自由詩513-8-27
りょんちゃん、たべかすがついているよ- はるな自由詩913-7-3
空の鳥- 砂木自由詩18*13-6-30
暗転、現実と前提- Ohatu散文(批評 ...213-5-6
清明_(せいめい)- nonya自由詩17*13-4-6
ちょっとずつ食べられたいな- ふるる川柳7*13-4-5
眼科のこと- はるな散文(批評 ...613-3-30
タマネギ- 花形新次自由詩213-3-25
鳥たちはいつも永遠へ向いて鳴く- 動坂昇自由詩613-3-18
震災の記憶- 小川 葉散文(批評 ...413-3-12

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 
ダウンロード
ダウンロードされるのはこのページの分(「理由がない人たちへ」から「震災の記憶」まで)だけです。
うまくダウンロードできない場合は Windows:右クリックして保存 Mac:コントロールキー+クリック で保存してください。