すべてのおすすめ
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一つ忘れることは
一つ自由になることかも知れない
我々は過去に囚われ
過去に生きているように思うが
想いは日々新しい記憶に塗り替えられてい ....
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夏の朝は
牡蠣殻がプッと息を吐き
bulletが恋しい季節です
秋には死んでいるだろう
冬には死んでいるだろう
夏の朝は
牡蠣 ....
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曇り空が雨になった
今日も外はたっぷりの湿気と
喉を締め付ける暑さだ
雨滴が大きくなって硝子を叩く
雫が流れていく
交差点は水煙 ....
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陽の当たるところ
その建物は言いました
都会には幾つも建物があるけれど
そのなかでもぼくが一番さ
ぼくは一番大きな建物 ....
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小さい頃の僕は
捜している物はいつも
手の届くところにあって
幸せだった
それが一段背が伸びた頃から
少しづつ遠くなった で ....
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突然の雨に読みかけの新聞を掲げ
歩き出すと
ポタポタ
新聞紙に残る雨痕は
不思議に一定方向に跳ねが伸びて
跳んで
僕は誘われて歩いて行 ....
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季節はなんて早く
通り過ぎて行くのだろう
もう春だと思ったら
陽の光は力いっぱいの強さで
もう初夏のようだ
季節の風は
確 ....
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何もないが降った日に
季節はもう初夏だと言うのに
空から何もないが降ってきた
何もないは初夏の街並みを埋めてしまって
僕は降り ....
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この世の中には
幕間に控えて居る役者は
いっぱいいて
人が羨む役を貰えるかは
まことに運次第なのだと思う
人は与えられた役の ....
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いつも何かが足りない気がする
いつも何か一言いい足りない
いつも何かを忘れている
いつも何か遅れている気がする
忘れてしまったもの ....
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幼い日
五月五日
かしわもちが右手の親指にからみつく
ふわふわした髪
大きな耳
口元に大きなえくぼがあった
一瞬の喜び
木の床に ....
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きらきら光る
硝子の破片
きらきら光る
小川のせせらぎ
寂しく独りで
光っている
きらきら
きらきら
光っている
....
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言(コトバ)が
剥がされている
という状況
あり方
それに対する思い
惜別ではなく
決別ではなく
哀悼ではなく
非難でもなく ....
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** いつものイタリアンレストランで **
今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い
....
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おいらは鈎にぶらさがったあんこうさ
口からいっぱい水を呑まされて
ぶらさげられて
身を削ぎ落とされる
皮も
鰭も
胃も
腸も
....
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春に向う
眠りから覚めるがよい。
若者よ目を開けよ。
口を少しく開けたそのけだるい表情こそ
生得の感覚。
風を感じるがよい。
足の ....
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その一本の桜の木は
古い民家の門扉の横にあって
左右に大きな枝を広げていた
ごつごつとして人を寄せ付けず
大地の力を漲らせ
雨風にそ ....
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くそったれ と みそっかす
人生の不合理にコトバをあげよう
こんにちは Mr.鼻くそ野郎
そして人生の幸せに涙をあげよう ....
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夢が骨折する街で
そこは夢が白く枯れて行く場所
夢は乾燥して白くなっていく
夢はポキポキ鳴りながら乾燥して行く
夢は乾燥す ....
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忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近
ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時
さあさ いらはい いらはいよ
....
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人は87年間考えて、
考えて考えて、
考えて生きていくと、
いったい何に成るのだろう。
心に硬い硬い殻を纏った
岩石にでもなるのだろ ....
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*
ぼくくはいつもあこがれていた
顔を上げて目を瞑れば
見えてくるものがあった
*
夜になって布団に ....
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雨と風が一緒に顔にかかって
少し髪を濡らす交差点に
ぼくは独り君を想い立っているよ
君がいつもしていたリュックの色は薄い緑色で
不思議 ....
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欠けた塊の怒り
輝くような怒りはあるか?
物質のように堅い岩石のような怒り
傷ついて欠けてしまうような怒り
純粋で結晶していて ....
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最近不思議な夢を見る。
ぼくが眠ると夢の中のぼくが目を覚ます。
夢の中のぼくが眠ると現実のぼくが目を覚ます。
会社の会議中に居眠りをしている ....
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からっぽな心 / 電車の影を追って
電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ....
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それは
青空を巻いて
大きく旅立って行ったのだった
遥か眼下に
広がる世界は
大きく変わろうとしている
幼い頃
見 ....
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心の触手を伸ばして
感性を解き放ち
触手を伸ばし給え
心を拡げよう
静かに静かに拡げよう
両手を拡げて感じよ ....
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君に一等賞をあげよう!
神さまが居たんだ
表参道の交差点から明治通りを渋谷方面へ歩いていたら
通りすがりの神さまが振り向き様に僕の肩 ....
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現状認識
悔恨と希望、両極端に振れる
不安定な時代を生きる
情景は印画紙に焼き付けられ
その意味は後から知るこ ....
乱太郎さんのbeebeeさんおすすめリスト
(101)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一つ忘れることは_/_新生する自我
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beebee
自由詩
27*
12-8-5
永訣の朝
-
beebee
自由詩
25*
12-7-29
夏の雨_/_浸透水
-
beebee
自由詩
27*
12-7-20
陽の当たる場所で
-
beebee
自由詩
32*
12-7-12
想像の手を伸ばして_/_ _それは繋がって行く
-
beebee
自由詩
29*
12-7-4
雨にあるこう
-
beebee
自由詩
25*
12-6-24
通り過ぎる春に_/_駅裏の空地で
-
beebee
自由詩
25*
12-6-16
日本橋のイタリアンレストランで_/__2012.05.27
-
beebee
自由詩
25*
12-6-8
地に沁みる影が光を含むまで
-
beebee
自由詩
31+
12-5-30
雲が流れていくよ
-
beebee
自由詩
28
12-5-23
参観日_/_幼稚園の記憶
-
beebee
自由詩
26+*
12-5-14
硝子の破片_/_きらきら光る
-
beebee
自由詩
25*
12-5-6
剥がされる言葉達へ
-
beebee
自由詩
21*
12-4-29
幸せのレシピ_/_ランチのハヒフヘホ
-
beebee
自由詩
20*
12-4-23
あんこう鍋_/_悪食賛歌
-
beebee
自由詩
25*
12-4-16
春に向かう_/_陽射しに顔を向けて
-
beebee
自由詩
19*
12-4-14
桜木_/_その大きな木は生かされている
-
beebee
自由詩
28*
12-4-7
くそったれ_と_みそっかす_/_強風にさまよえる旅人よりの言 ...
-
beebee
自由詩
23*
12-4-4
揺すれて枯れて行く夢達へ
-
beebee
自由詩
25*
12-3-30
忘れられた想い出_/_勘太郎川_紅橋付近
-
beebee
自由詩
24*
12-3-23
岩石のような人
-
beebee
自由詩
27*
12-3-18
あこがれ
-
beebee
自由詩
22*
12-3-10
誰か背中を押してくれ_/_冷たい交差点
-
beebee
自由詩
27*
12-3-3
欠けた塊の怒り
-
beebee
自由詩
27+*
12-2-24
リアルな夢_/_最近ぼくは不思議な夢を見るのだ!?
-
beebee
散文(批評 ...
18*
12-2-19
からっぽな心_/_電車の影を追って
-
beebee
自由詩
28*
12-2-5
孤影_/_遠く飛び立って行った白い鳥
-
beebee
自由詩
28*
12-1-28
心の触手を伸ばして
-
beebee
自由詩
22*
12-1-20
君に一等賞を上げよう事件_/_冬もやっぱり不思議話
-
beebee
自由詩
34+*
12-1-9
現状認識
-
beebee
自由詩
23*
12-1-5
1
2
3
4
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