あなたを知って
誰より知って
あなたより知って
あなたになりたい
あなたの見えないとこ
うなじとか背中とか
全部撫でて記憶して
再現できるほど
あなたになりたい
君のこぼれた笑顔の隙間から
幸せがあふれ出て
それが僕の心に染みこんで
僕の心が満たされる
笑顔って
そういうものなんだよ
前向きな気持ちで歩いてみても
前に進めるとは限らない
希望を捨てずに立ち向かってみても
気持ちが報われるとは限らない
ランキングに並べられた曲には
ポジティブなだけの薄っぺ ....
深い深い眠りの底
目を剥いてトリップしたみたいな
空気の無くなるエリア
君は今何処に居るんだろう
いい加減
出てきてくれないか
暑さと切なさで
殺られそうだ
突然の光に
束の間の
神々の黄昏
....
何者にも染められない強い色
中で何かがうごめいているような、何かが渦巻く恐ろしい色
周りの者を飲み込むような強い色
だから他の者が恐がって近寄らないからいつも一人ぼっち
そんな寂しい色
空っぽの僕の部屋
記憶がたくさん溜まっていく
いっぱいになって
溢れ出しちゃった
離したくない大切な記憶
僕は整理がヘタクソだから
どんなに大切なものでも
失くしてしまう
どこ ....
桜は散る一瞬が綺麗だから好きだ
空は雲から覗く一瞬の青さが美しい所が好きだ
虹だってすぐに消えてしまうから好きだ
君の事だってそう
僕たちはお互いにすべては知りえないだろ?
....
悲しみの生まれるところ
手を伸ばせば届くけれど
すぅっと零れ落ち消えてなくなってしまう
今まで見てきた景色の中で一番切なくて儚い
そんな匂いのする場所
悲しみの還るところ
....
間違えた黒い闇を
私の白い体を削って消しましょう
間違えた闇に私をあてがい
強くこすれば
闇は悲鳴をあげて消えてゆくでしょう
モチロンその代償は大きい
私の体も一緒 ....
強い空調
眠気を誘う暖かさ
最後まで冷たさに
抵抗している頬へと
手を伸ばして
疲れきっている
あなたから
わたしの
ねえ という
問いかけに答える
ささやかな声までも
奪いたい ....
寒い夜
隣を歩く君の手を
握ってポッケに
詰め込めたなら……^^
つないだ手を
そっ、と離して
春までの距離を
歩数で測っていた君は
三十一歩でくるり、と振り返って
僕に何かを伝えてきた
如月駅を走り出した始発列車が
僕を追い越して
君を ....
何でだろう こんな日に限って チョコ食べたい
好きな子が チョコ渡してる 俺じゃない
バレンタイン 明日の昼まで 受け付けます
自分の感情がわからない
わたしの存在は 何処へゆくの
世界は色を薄めてゆき
不安なこころが世界を覆う
あなたは何処にもいないから
消えてもいいんだよ と。
まるで ....
きれいな言葉なんていらないから
つめたい水をかけて 目を覚まさせて
とっぴょうしもない言葉で私を喜ばせる
あなたが すき
しあわせ あなたがおしえてくれた
たいせつな た ....
時の経過は無常にして繊細
保育園のころに泣いて大騒ぎになった事もあったっけ
そんな事も今じゃ笑い話
ほら
今時間が通り過ぎたよ
また僕は
僕の周りは一秒 ....
どんな 道端に咲いてる花も お花屋さんに 並べられてる花も
人の心を 和ませてくれる
時には どんなに輝く 宝石よりも。
公園に咲く花の 花びらを一枚ずつ 数えて願い事を
した ....
せっかくあてたパーマが
あまりにも不評だから
八つ当たりしたかったのに
?俺は好きだけどなぁ?なんて
ぼそっと言うから
もうどうでもよくなって
それくらいあなたの事
好き ....
雨上がりの夜が好きだ
雨上がりのあの独特の匂い
何かが起こりそうな予感がするんだ
夜の闇に雨の匂いが溶けた何とも言えない感覚
きっとその闇の先には何かが僕を待っているんだ
いつか行こ ....
昼下がり
窓が空を切り取った
雲達が動きを止めた
ねぇ、僕の家知らない?
そう言って雲はまた動きだした
永遠なんて言葉信じられる程
純粋じゃないけど
永遠って事を願うくらいの
純粋さの欠片は持ってるよ
この欠片 君にぴったりはまりそうだけど
どう?
....
ふたりのあいだに
ふたりのことばがふえていく
ふたりになるということはそういうことだ
いじわるをいうあなたに
わたしが拗ねて「ぷい」ということ
携帯をひらいたわたしに
あな ....
やさしいひとはすぐに
かなしくなる
やさしいから
かかえこんでしまって
もっともっともっと
かなしくなるのに
だれかのことばかり
おんなじこころに
しまってしま ....