懸命な姿
謙虚な姿勢
人の幸せを祈り
均整の取れた考え
肉体と精神
整った情報
悪い事を知らない
考えない
見ない
生き甲斐を持っている事
皆に好かれる事
自由な人
....
朝起きたら
『おはよう』
昼人に会ったら
『こんにちわ』
夜寝る時は
『おやすみ』
そんな決まりきった挨拶に
『さよなら』
『声』
『聞こえますか?』
はい 聞こえます
『泣き声』
『聞こえますか?』
…
『聞こえますか?』
はい…
だけど…
聞こえないふりをしています
君を救えるのは僕しかいないと
本気で
信じていたんだよ
ただそばにいるだけで
なんでも知ってると思ってた
・
見通しのきかない闇色は
いきなり目の前にあらわれる
笑顔だけずっと見ていた ....
まくら元のケータイ
今夜こそ「MY SWEET DARIN」
聴きなれた着メロの乾いた電子音
鳴り響いてくれるかと待ちながら
いつしか浅い眠りに落ちていく
やるせないTELEPHONE ....
父がくれたブタさん貯金箱に
思い出を詰めていく
新しい家に
わたしの部屋はない
巣立つ準備を婉曲に促されて
寂しさの余白が
無愛想なブロック塀で隠されていく
その白色は
この手で汚 ....
私は死んだ顔をしているらしい
死してなお生きたいと
笑いたいと思うだろうか
死してなお
私は死んだほうがいいのかもしれない
あの子はとても臆病
電車に乗ることすら
躊躇してしまう
きっと
知らない世界に行ってしまうに違いないわ、なんて
あの子はとても臆病
食わず嫌いばっかりして
チョコレートは ....
抱きしめて
あたしがあたしでいられるように
ちいさな子どもみたいに
あやして
ぎゅうぎゅうでしんじゃいたいよ
息ができなくなる
圧迫じゃなくてせつなさで
考えただけでしあわせ
....
午前九時の朝食 平日の明るさが眼に沁みる
窓の向こう 物憂げに歩く人々
働いてんだなあ
ホントにしたいことと重ねて 胡坐ばかりかいてる毎日
カタチないものに逃げて リアルを語 ....
息をすって
息をはいて
それを一緒に
森の中で
雨にぬれて
森の中で
息をすって
息をはいて
おまえのこころ
いばらのとげに
息をすって
息をはいて
....
生きてりゃいい事あるよ
{引用=ホントニソウイエマスカ?}
もっと強くならなきゃ
{引用=ヨワイコトハワルイコトデスカ?}
自分をしっかり持ってさ
{引用=ジブンッテナンデスカ? ....
街は平和だ
何も起きない
長く続く日常
あまりにも
平和なので
皆が退屈そうな目をして
携帯電話の画面を見ている
あるとき
知り合いが死んだ
これは他殺でもなく自殺でもない
....
あなたをすきになって
ことばにできないおもいをしった
あなたをすきになって
きもちのおもてとうらをしった
あなたをすきになって
しらないわたし ....
こんな冬の夜は
冷えて冷えてしかたないわ
あなたのその熱をもった身体で
わたしのすべてをあたためて
頭のてっぺんからつまさきまで
隙間なくキスで埋めて
あたためて
頭のてっぺんか ....
みなさんどうしてそんな顔してるんですかと
もう猫も言わない
電車はいくつもの死体を引きずって走る
国民みんなにワライダケを月一回配給すればいい
ついでにあんこにくるんで北朝 ....
憂い顔の蝶が舞う
襖に描かれた青、赤、緑
添い手を離せば
連れて行ってしまわれる
あちら
こちら
ひらり
舞う蝶
停まり葉は枯れ落ち
夜雨(よさめ)に羽根が ....
君は気付いてた?
プライドがとても高い君は
いつでも僕の右斜め前
その半歩先を歩いているね
そこが君の指定席のように
表情を伺ってばかりの僕は
いつでも君の左斜め後ろ
その半歩後 ....
鍵をかけましょう
心の扉に
誰も入って来ないように
ノックしても無駄ですよ
私には届きませんから
無理に開けようとするのも止めて下さい
壊れてしまいますから
誰にも会いた ....
赤い糸が見えるなら 黙って斬って
脈が打つままに 起こして狙って
眼鏡はずしたほうが 視界がぼやけて
あのひとのこと 想像しやすいでしょう
誰かの代わりでも あなたがいる ....
私は去りたい
貴方が欲しい
会いたい
消えたい
もう我慢ができない
追いついて行けない
どこかへ飛んでゆく
もう持堪えられない
頭痛がして
悲嘆に満ちて
弱く従順なもの
....
自分の蒔いた種
苦しみでもって刈り取り
自分の犯した罪
懺悔する
疲れた体ムチ打って
だるい体ひきずって
大海をさまよう
涙に濡れる
太鼓の音轟き
喜びに包まれ
今、翔ばた ....
2007年は、
初日の出からはじまった
空のある部分が赤らんできて
山の端が光ったと思ったら
ぐんぐんと日が昇ってきた
地球は自転してるから、
日の出と日の入りは同じ現象のはず
でも ....
泣いてもいいよ
笑ってもいいよ
助けて貰っていいよ
でも優しくして
貴方の唇は大きい
私の目は大きい
貴方の髪は長い
私の胸は大きい
光陰矢のごとし
サヨナラは言わんといて
....
「さわさわ(ノ・・)ノ」
「はい!( ̄△ ̄)ノいまのセクハラだと思いまーす」
「(・∀・)でも実は嬉しいんじゃないんですかー?」
「そうでーす(ー_ー)」
「勝訴!!\( ̄ ....
人に喜んでもらい
仕事ができる事は
ありがたいことだ
でも疲労で腰痛だ
いくらでも食べられる
チキンカレーだと言う
体を裂いてお金にする。
寒い中、バイクで帰る。
明日も朝早い ....
1.話しすぎ
電車に遅れ
遅刻した
1998年11月作
2.狭い道
とばす車を
正気かと
1999年1 ....
あたたかい午後
ふんわりして
ほわぁ、
…おやしゅみぃ
貴方の隣で目が覚めたら
人になっていればいい
すらり手足の美しい
流れるような黒髪の
ぱっちりお目めの
コケティッシュレディ
愛してくれるんでしょう??
その ....
ある日
いつものように学校に行ったら
口をぱくぱくさせてる者が
必死に
書きなぐってた
声が
出ない
声を
奪われた
奪われたんだ
次の日
いつものように学校に行った ....
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