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星の雲と砂
夜の水かさ
わたしが生まれた理由より
さらに遠くへ
離れゆくもの


サーカス 移動動物園
肉から物から聞こえはじめる
わたしではないわたしのかたち
ぬかるみの ....
夜の輪郭が瑞々しく
他の夜の暗さから起き上がるとき
波を湛えた器を抱え
灯りの無い道を進みゆくとき
声は牙の冠のように
おごそかに髪に降りてくる


ふたたびからになる器を ....
低い空の音のなかで
部屋は明るくふるえている
明るさはやがて点になり
糸にほどけて消えてゆく
音はずっと鳴りつづけている
空はさらに低くなる


底の歪んだ容れものが
 ....
棄てられた径
放縦の跡
少し斜めの不確かなもの
遠い遠いふるえから
そのままではないそのままに
こぼれながら手わたされるもの


灰が
ひとつのざわめきにつながり
降り ....
わたしが歩くと
風下が来る
今日は
羽だけの生きものが流されてきた
ただ生きているだけなので
また
流されていってしまった



羽だけの生きものは
風の柱をまわ ....
山中 烏流さんの木立 悟さんおすすめリスト(35)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(腹話耳)- 木立 悟自由詩707-4-19
ノート(水応輝)- 木立 悟自由詩507-4-18
空と器- 木立 悟自由詩707-4-10
ゆうべ_まじない- 木立 悟自由詩407-2-13
ノート(風下)- 木立 悟未詩・独白305-10-17

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