すべてのおすすめ
さらさらと、ワルツを集めてる
頭を垂れたワルツを
集めている


真冬を凝縮して
少し熱っぽい朧な
器官の彼岸に 


赤や紫を
粉々にして
昨日の電話口から溢れ出した ....
森が燃えて
灰になっちまった
空一面に森は舞い上がって
太陽はもう、
随分見ていない
海は汚れて
魚はねじれているし
母さんと妹は
知らない男達に
色んな穴をほじくられて殺さ ....
DANGER
●警告●
このボタンには決して手を触れないで下さい。
人によっては害を及ぼす恐れがあります。

その機械のある部分には
そう記してあった

BLACK BOXに隠され ....
消え失せろ、天井に
君の言葉、真昼の倦怠感、ポートレイト、
灰皿からたち昇る煙り、サンダルウッドの芳香、
明滅する蛍光灯、俺の声、


涙は強いられるものではないけれど
俺たちは離乳食よ ....
庭に落ちた夕焼け、それだけじゃ
君を好きになる理由にはならないけれど
よく挨拶を交わす新聞配達夫がいつもよりも少し急いで
豆腐屋のラッパがいつもよりも何だか妙に心地良い
ご無沙汰だった静寂を内 ....
珪石、打ち鳴らし、
火花が砕けた。
日々には
何も影響しないし
縫い付けない。
去年の冬に読んだ、
ある外資系投資家の
凡庸な装飾と比喩、
エチオピア・ハラーという珈琲が
おいしいく ....
新聞とか雑誌とか、現代詩フォーラムとかブログとかmixiとかで、詩に限らず色んな人の色んな文章を読んでいるとみんなすげえなぁと思う。兎に角、文章力もセンスも読書量もすげえ奴らがいっぱいいて、ただただす .... 曇天、つまりは
避けられない
透明に張り付いた埃を
雑巾がけして
嘔吐。
そして、勃起。


「明日は、雨。」
嗚呼、あいつらの
裏返しが
窓際にうずくまってる。
風邪を拗らせ ....
いい加減にしてくれ
ロクデナシの因数分解
歯軋りを響かせる

乳化しまくった
保健室の年号暗記が
ヘリウム臭くて
兎角高音域の

中学二年
理由なきにしもあらず反抗
濡れ煎餅に興 ....
桜の木の下に埋められた
古ぼけた笑い声と
黄金色の泥濘に
小さく浮かんだ屍

抜け道と装飾と
美しさのアルルカンが
吐き気のする窓に支配されて
瞼の裏がキラキラしやがる

逆さに吊 ....
   1

ビ・バップが
ハード・バップに移行するように
文字は飢えを凌ぐように増殖し続けて
マイルスが観客に背を向けるように
日本語を詭弁でひっくり返してゆくが
そこには表も裏も権力が ....
美しい球体の庭で
手に入れよう。

すばらしい細工の杯で
酒を飲み交わそう。

そして今、
胸を焦がして
熱狂と神聖に甘えよう。

理由は散乱していても
誰にも言わない。

 ....
赤い、地下の
ハードバップ・バーで
奥行きのない顔が
黒に塗り潰されて並んでいる
冷え切った
巨大なJBLからは
バド・パウエルさえも
押さえらない
その指先の
鍵盤も視線も

 ....
椿の花が、
吹き零れて、
足踏みしていた、
夜が、
膝を、
抱え込むように、
小さく、
小さく、
うずくまって、
いつの間にか、
シャボンのように、
消えたので、
 ....
 一般的に個性と呼ばれるものは、あまり重要ではないと考えてみる。これは敬遠されがちな全体主義的なものだといえるのだが、一先ず、「個性は重要ではない」として考えてみようと思う。それはウォーホルが掲げた「 .... まだ
あるくことすら
しらない
きみが


とても
ぶきように
そらを
つまんで


ふと
つぶやく
とてもちいさな
ことばが
 ....
許さないで下さい
机の上に転がる
果実に写った柔らかさを
ひかりの落ちる
ひかりの中で

願わないで下さい
薄く濡れたままの便箋や
握りやすい万年筆に
触れようとする
その小さな手 ....
蛍光塗料で
発電したような、
剥き出しのエポック

僕は感動して
いやらしくニヤけていた
ここが先端

ひき裂かれ
乖離した阿吽が
子作りをしていた

終焉の人々は
自由に蹂 ....
soft_machineさんのはらだまさるさんおすすめリスト(48)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
waltz- はらだま ...自由詩11+*07-2-8
ゆめ- はらだま ...自由詩5*07-1-31
二十世紀機械- はらだま ...自由詩3*07-1-31
nothingness- はらだま ...自由詩5*07-1-6
○○○- はらだま ...自由詩6*06-12-28
半導体、その彼岸へ- はらだま ...自由詩11*06-12-15
鉱物としての彼ら- はらだま ...未詩・独白4*06-12-14
晴れるといいな。- はらだま ...自由詩6*06-12-8
十四歳- はらだま ...自由詩5*06-12-5
春眠- はらだま ...自由詩5*06-11-30
嫉妬する拳銃- はらだま ...自由詩7*06-11-30
Garden_of_earthly_delights- はらだま ...未詩・独白3*06-11-30
黒の歌- はらだま ...自由詩2*06-11-28
花瓶の底、龍の眼- はらだま ...自由詩8*06-11-22
詩を描く、という個性- はらだま ...散文(批評 ...3*06-11-19
ほとけ- はらだま ...未詩・独白6*06-11-3
ひかりの落ちるひかりの中で- はらだま ...自由詩13*06-11-1
終焉の間、僕を住ませてください- はらだま ...自由詩20*06-10-30

Home 戻る 最新へ
1 2 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する