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  あなたをすきになって

  ことばにできないおもいをしった

  あなたをすきになって

  きもちのおもてとうらをしった

  あなたをすきになって

  しらないわたし ....
闇夜


勇壮なる雷雲

其の塊は 他のかたまりの上に

覆い重なりては 雄々しく上昇し 

其れらのうねりは なぜか荘重なるものを

醸し出している

(其の荘重さにたじろ ....
 何度も何度も卒業してきた
 親から離れ
 友人から離れ
 故郷から離れ
 日本から離れ
 冷たいナイフが胸に突きつけられるような
 そんな思いもしてきたけど
 
 今、俺はここにいる ....
君と僕はいつ始まったのか
知る前から
すでに知っていたのかもしれない
君と僕に始まりはない
いつも二人で一緒にいる

辛い時も
うれしい時も
気がついたら
いつも一緒にいる

君 ....
いつだって君はそうなんだ
本当は塩ラーメンが食べたいくせに
なんでもいいよと答えてみせる
そのくせ
味噌ラーメンを食べたあと
必ずこう言うんだ
塩ラーメンが食べたかったのに


アイ ....
 夢はゆっくり叶えられてゆく
 意識の底でくすぶる想いは
 知らず知らず現実に顔を覗かせ
 いろんなエピソードを通り過ぎながら
 確実に少しずつ形になる

 その傷も痛みも
 柔らか ....
カーテンの裏に潜んだ結露を
指でなぞると
するすると雫は流れ落ちて
行き場のない小さな水溜まりは
冬の外気と人の温みのあいだで戸惑っている

わたしはうっすらと冷えた指先を持て余しながら
 ....
お前は笑っただろうが

俺は世界一周旅行を100円で行こうとしてたんだ


お前はあきれただろうが

俺は月に立つことができたんだ


お前は聞こうともしなかっただろう ....
簡単な申請をして
小さなお役所のソファーで
僕らは順番を待ってる
制度はいつも公平で
人に優しい
前に座っている子供が
しきりに咳きこみ
母親と思しき人が
その背中をさすっている
僕 ....
コンクリートのかけらを見ていたら
子どもの頃を思い出しました
川で拾った石を交換した友だちの
重みが伝わりました
輝いた面影を
頭の中で追いかけました

自転車を見ていたら
青春時代を ....
ひとりのほうがましなときだって
誰かを探してる
ひとりよりましな誰かを探してる
暇がつぶせて
楽しくて
鬱陶しくなくて
飽きたらオモチャ箱の中に入れておけて
でも
やっぱりひとりのほう ....
バイトに行くより  
パリに行きたい
この国で育てた情緒が
すごい武器になったよ
昼は芋ほり 
夜はカフェテラス
凱旋門へ凱旋
もっと大きな
責任感を果たすために。

みずたまり蹴 ....
世界が終わる日に出会った人は
世界が終わる日に生まれた人だった

残念だけど君は今日一日しか生きられないよ

知ってるさ

彼は答える

一日ありゃ十分さ
世界なんて  ....
 人それぞれの顔が違うように
 人にはそれぞれ持っている力が違う
 
 同じ重さの石をもっても
 重たいと感じる者もいれば
 軽いと感じる者もいる

 仕事だって、人生だって
 同じ環 ....
工夫して
節約して
我慢して
それでも欲しいものが買えず
買うべきものも買えぬまま

苦労して
落ち込んで
叱られて
それでも人に認められず
行くべきところも行かれぬまま

何 ....
フランベルジュという剣がある

焔のように 刃を波打たせて

華美な装飾に身を飾った剣

きれいな剣だと思う

でもその実 本当は

相手を悪戯に 傷つけて 苦しめて 殺してしまう ....
あめのなかに
ゆきのまじる


ぶーげんびりあの
かねのねの
音のあまつぶ
しらゆきまじる


むすめはやらない
むすめはやらない



{引用=三つで病に
五つで迷子 ....
あの日
砂利道で蹴り上げたものは
小石 なんかじゃなくて
はっきりしない哀しさだった

どこかに行けそうな気がするのに
行くべきだと思うのに
どこにも行けない自分だった

何 ....
こわいのです
この果てしない草の海が
どこまで行っても地平線しか見えて来ない
この世界が私はこわいのです

風がびょうびょうと吹き荒れる草原のただなかで
私はひとり立ちすくんでいます
絡 ....
チャーリーブラウンは後退なんかしない
あの頃に踏みとどまっているだけ
英語の勉強になるならと
無理して読んでみたけれど
やっぱし後退なんてしてくれなかった
それがリアルってやつ
細い線で描 ....
もう昔のこと
ある国があった
その国の人々は
自分が良いと認めたものしか作らなかった
自分が気に入らないものは作っても全て壊した
自分が良いと認めたものしか使わなかった
自分が気に入らない ....
       1

鎖骨のようなライターを着火して、
円熟した蝋燭を灯せば、
仄暗いひかりの闇が、立ち上がり、
うな垂れて、黄ばんでいる静物たちを照らしては、
かつて丸い青空を支える尖塔が ....
夜、
左の肩甲骨に
小さな傷が生まれた
羽根でも生えてくるのなら
わたしはきっと毟り取ろう

朝、
柔らかい霧雨が降ってきて
わたしは傘を捨てた
強く責めるなら抵抗もしたけれど

 ....
みなさんどうしてそんな顔してるんですかと
もう猫も言わない
電車はいくつもの死体を引きずって走る
国民みんなにワライダケを月一回配給すればいい
ついでにあんこにくるんで北朝 ....
たとえその花が
どんなに綺麗であったとしても
どんなにあなたが好きであったとしても
だれもが知っている
だれもが持っている
どこにでもある花では
だれもあなたらしさが見出せない

人は ....
ブランコの順番を並んで待っている
子ども達の笑い声が響き渡る
傍らで親達は井戸端会議
夕飯の献立で頭がいっぱい

この場所にミサイルは届かない

滑り台で横入りしたと
些細な事で喧嘩が ....
空腹にて地下五階で殺された-

通勤の電車で色白でお餅みたいな顔をした女子高生とよく同じになる

彼女は池袋まで眠っている



詰め所にて。

代わる代わる雑工の同僚たちが

 ....
 お先が真っ暗だからこそ
 心に鮮やかな火を灯そう

 頭に絶望の花がさくのなら
 希望の詩を綴り続けよう

 社会の歪に負けてしまった友達の
 生贄なんかにならないように
 目に ....
夏の僕らに
色をつけるなら、たぶん
それは透けてゆく、ライトブルー

てのひらに載せた水を打ち上げると
はじける あなたの 歓喜、にも似た
飛沫が 止められない光を集めて
虹を降 ....
君の心は黄緑色なので
僕のようなオレンジ色の心とは
似合わない
もともと黄色は同じだったのに
どこでどうしたのか
君は緑と
僕は赤と
混ざっていった

もう黄色をいくら混ぜたとしても ....
もののあはれさんの自由詩おすすめリスト(851)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すなお- 逢坂桜自由詩12*07-1-28
稲妻- 南 翔自由詩9*07-1-27
そう遠くない未来- 山崎 風 ...自由詩8*07-1-27
君と僕に始まりはない- ぽえむ君自由詩9*07-1-27
アイ・マイ・ミー- 恋月 ぴ ...自由詩36*07-1-27
コンティニュー- 山崎 風 ...自由詩7*07-1-26
ふゆのさかな_・1- 銀猫自由詩40*07-1-26
鬱金香- 李恵自由詩6*07-1-26
制度(制度)- たもつ自由詩13*07-1-26
思い出の中の面影は- ぽえむ君自由詩13*07-1-26
ひとりでいるひと- チアーヌ自由詩407-1-26
IN_PARIS- 馬野ミキ自由詩807-1-26
世界が終わる日に出会った人- なかがわ ...自由詩5*07-1-26
軽石- 山崎 風 ...自由詩7*07-1-26
足跡だけは残せるのだから- ぽえむ君自由詩14*07-1-25
フランベルジュ- 朱桜天  ...自由詩207-1-25
手折り唄- もも う ...自由詩25*07-1-25
そして、歩いてゆく- さち自由詩20*07-1-25
草迷宮- 未有花自由詩24*07-1-25
チャーリーブラウン- 恋月 ぴ ...自由詩29*07-1-24
もう昔のこと- ぽえむ君自由詩10*07-1-24
浮遊する夢の形状____デッサン- 前田ふむ ...自由詩28*07-1-24
傷口から羽根- 士狼(銀)自由詩23*07-1-24
ちくしょう- 水在らあ ...自由詩38*07-1-24
人は花を探している- ぽえむ君自由詩12*07-1-24
公園- 1486 106自由詩10*07-1-24
雑工日記・前編- 馬野ミキ自由詩9*07-1-24
生存競争- 山崎 風 ...自由詩807-1-24
蒼透色- Rin K自由詩30*07-1-23
君の心は黄緑色- ぽえむ君自由詩15*07-1-23

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