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賑わった砂浜は
今では自分の足音しかなく
しかもそれは
波風とともに消されてゆく

目の前に見える海は
今の海ではなく
遠い昔に見た記憶の海

狭かった砂浜は
今では自分の足跡しか ....
戦争を知らない子どもたちが
大人になって
大人の信用を知らない子どもたちが
大人になって
戦争を知らない子どもたちを知らない僕等は
髪の毛が茶色いと許されないなら
携帯電話を持つと許されな ....
その道が続く限り
歩き続ける
たとえそれが
果てしなく続こうとも
楽しいことを思い出しながら

その気持ちが続く限り
想い続ける
たとえそれが
限りなく続こうとも
うれしいことを思 ....
しまい忘れた風鈴は
もうトンボは飛んでこないよと
話しかけてくる

夏は終わり
秋も過ぎ去る
汗の輝きは思い出

放っておいた植木鉢は
乾いた土だけが
黙ったまま

夏は終わり ....
君はもう見たのかい?
翼をもった
銀色の馬が
空を翔けてゆくのを
冬はこうして
やってくるのを

君はもう聴いたのかい?
いななくたびに
冷たい風が
地上に吹くことを
冬はこうし ....
風に
どこまでゆくの?
と尋ねたら
 わからないけれど
 吹けるところまで
と返事をして
どこかへ行ってしまいました

雲に
どこまでゆくの?
と尋ねたら
 わからないけれど
 ....
心が枯れてしまったと
思ったとしても
君にはまだ
心の種が残っているじゃないか

君にだって
人と会話する気持ちがあるだろう
そう、それが心の種
そこからまた
新しい芽が生まれるのさ ....
空には空しかなく
梢の葉ははらはらと
大地に垂直に
それは昨日

空には太陽しかなく
落ち葉はひらひらと
大地に平行に
それは今日

空には心しかなく
光の葉はきらきらと
大地 ....
中途半端な気持ちで
何かに向かって
それが叶わなかったとしても
泣きたくはならない

真剣な気持ちで
何かに向かって
それが閉ざされたとしたら
心から泣きたくなる

泣きたくなると ....
秋の空から声が聞こえてくる
 
 そろそろ交代だね

 気が早いね
 もう少しいるよ

 今年もがんばったね
 まあね
 白く塗るのがもったいないね
 今年はがんばれたよ

  ....
ある日突然
サルたちは言葉をもった

それは悲鳴から
あるいは喜びから
それとも恐怖から
悲しみからだったかもしれない

言葉はものすごい勢いで
増えてっいた
感情を細かい部分まで ....
自分が他人よりも
不幸だと思うのは
他人も自分のことを
そう思っている

他人が自分よりも
幸福だと思うのは
他人も自分のことを
そう思っている

不幸も幸福も
他人が決めるもの ....
マンションからいつも見える
走り過ぎてゆく電車の姿
特急列車のような
決してかっこいいボディではないけれど
いつも決まった時間に
道路の上を
右から左へあるいは逆に走ってゆく

マンシ ....
空の青さが遠くなる
秋の朝
それは同時に
山の芸術が近くなる

空の光が白くなる
秋の昼
それは同時に
山の葉が輝く

空の光が赤くなる
秋の夕暮れ
それは同時に
山が休むあ ....

私が学校に向かおうとする時
私と同じような誰かが

学校から帰ってくる
一人ぼっちで泣いている
仲良しの友達と遊んでいる
口げんかしている
夕ご飯を食べてテレビを観ている
飢えに ....
人は
過去を切り捨てられないまま
今を動く現在がある

人は
今を動く現在があるから
変えることのできる未来がある

人は
生まれてきた事実を否定できないまま
今を生きる現在がある ....
生きれば生きるほど
しなければならないことが
多くなってゆく
いいことが続かないことが
多くなってゆく
昔に恋した想い出が
まぶしいままに

生きれば生きるほど
すべきことが
多く ....
都会の中の植物園は
いつも静かなまま
大きな木の根は
下水道や地下鉄よりも
ずっと浅く
かすかでしかありません
雨をしのげる大きな葉が
静かに広がる

都会の中の植物園は
いつも黙 ....
明日と書かれた本が
売られていました
中を開けることができないその本が
不思議と気になって
ふと買いました

明日と書かれた本を
買ってきました
中を開けてみるとその本は
不思議にも ....
前を向いて歩きたい
自分だけの長い道のりが
ずっとずっと終わることなく
ゴールは見えない
歩かなければ
風が背中を押してくる
いや
何かが背中を押してくる

前を向いて進みたい
自 ....
4コマポエムを作ってみました
斬新すぎたかなぁ…
DirectConnectionさんのぽえむ君さんおすすめリスト(111)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の海は思い出しか語らない- ぽえむ君自由詩15*06-11-10
「戦争を知らない子どもたち」を知らない子どもたち- ぽえむ君未詩・独白15*06-11-10
未来を夢見て- ぽえむ君自由詩8*06-11-9
花の美しさは幻- ぽえむ君自由詩12*06-11-9
君はもう見たのかい?- ぽえむ君自由詩15*06-11-8
分かれ道- ぽえむ君自由詩14*06-11-8
心の種が残っているよ- ぽえむ君自由詩12*06-11-7
それは明日- ぽえむ君自由詩12*06-11-7
泣きたくなるとき- ぽえむ君自由詩7*06-11-6
秋の空から- ぽえむ君自由詩7*06-11-6
言葉をもったサルたち- ぽえむ君自由詩5*06-11-5
生きているという証- ぽえむ君自由詩7*06-11-5
今日も電車は走っている- ぽえむ君自由詩7*06-11-4
空の青さが遠くなる- ぽえむ君自由詩15*06-11-4
すべて今だから- ぽえむ君自由詩8*06-11-3
人には未来がある- ぽえむ君自由詩12*06-11-3
今が悲しくて- ぽえむ君自由詩12*06-11-2
都会の中の植物園は- ぽえむ君自由詩8*06-11-2
明日と書かれた本- ぽえむ君自由詩10*06-11-1
何かが心を呼んでいる- ぽえむ君自由詩9*06-10-31
4コマポエム(No.1)- ぽえむ君携帯写真+ ...17*06-10-8

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