大好きだ…
どんなに叫んだって
届くわけないのに
叫び続ける
大好きだ…
僕の耳にこだまする
君の言葉
あの頃と変わらない
イチョウの木の下で
ただ君の幸せを
....
所在ないよ
この手を加えた物が
少しずつ磨り減っていく
記憶は摩耗して
質感だけを生々しく残す
所在ないよ
君は黒髪翻し
我先にと誰よりも強く地面を蹴る
記憶は摩耗して
....
ウェブレッド!(おうよ!)
ウェブブルー!(いま行く)
ウェブグリーン!(あいよ)
ウェブイエロー!(腹へったブー)
ウェブピンク! ....
恋さえしなければ
わたしは幸せだったのよ
恋なんかすると
必ず泣いちゃうから
哀しくて?
ううん、苦しかったの
恋さえしなければ
わたしは健やかでいられたのよ
恋なんかすると
....
う
ろ
こ
雲
空が
いっぴきのさかな
だったら
夕陽に
こんがり焼けて
う ....
僕は犬です、わんわん
しがない犬です
一度主人を失いました
僕はもう仔犬ではなかったから
僕は犬です、わんわん
しがない犬です
先日野良の一員になり
金属に怯えるようになりました
....
本当の事は直接伝えられないから
筆に託すよ。
君は今、本当に一緒にいたい人といるかい?
本当に一緒にいたい人といるかい?
本当に一緒にいたい人といるかい?
絶対に叶えられない夢を見て ....
伴わない安寧を
手繰り寄せるように呼吸をする
いつも何処か背中越しに
冬の匂いを感じているのは
私が冬生まれだからだろうか
それとももっと違う何かがあるのか
雨降りの音を追って
傘を ....
何も出来ないまま、
座り込んだまま、
目の前にはノートを広げたまま、
モニターには何かが映し出されたまま、
何をしたらと考えたまま、
本当は何も考えてなんかいないまま、
立ち上がれないまま ....
雑然と茫然の屑篭に今日も
放り込んでおしまいにすればいいのに
全部忘れそうなくらいで
意外と覚えていたのだけれど
手の平でMD弄ぶ
未だに聴けない記憶が捨てきれないで
音とか声とか一緒 ....
なんにも言えないけど
言葉が溢れて止まらなくなる時がある
言葉が溢れて止まらなくなる時がある
例えば大きな会社の偉い人が捕まったとか
過去2番目くらいの温暖化の年だとか
少しくらい頭に留 ....
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